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〜 ピアノ メモ 〜

集中して練習できるのは週末だけ。平日は30分弾くのがやっと・・・。だったけど最近は1時間弾けてるかな?
      練習中の曲は、坂本龍一「DEAR LIZ」。チェルニー40番の18,19番。
   

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05/07/16(土)
ブログへ ブロク全盛の今日この頃。ブログに引越しすることにしました。
ホームページの更新にあまり時間をかけたくないこともあり、この雑記とピアノの練習メモに書いてたことは、以後、ブログに書きます。古いコンテンツも、少しずつブログに移してゆこうっと。ブログの方が、検索やカテゴライズしやすくて、きっと使い勝手はUPするはず?(と勝手に思ってる)

ピアノ的みちしるべの伝説

ではでは、今後とも、どうぞ、よろしくお願いします。

そらみみ

05/07/18(日)
半音階は再び牛歩
一昨日はレッスン。昨日は人前でピアノを弾く機会があって、なんだか練習の焦点の定まっていなかった。だからかな?再び、牛歩である。こう進みが鈍ると、かたつむりや牛のように鈍いものに親近感が沸いてきますね・・・。(苦笑)

・ハノン40番 半音階
短3度、短6度、結局、駄目。ターンが駄目なんだ。特にターン直後の左手。手になじまん・・・。ハノン、チェルニーは割りと苦にならない方だと思ってたけど、さすがに、こう上達しないと、嫌になる。不協音が、もぞもぞもぞ〜っと、いったりきたり、とちって、やりなおしばかりで、あ〜、悪夢見そう・・・。

・チェルニー40-19
19番(右手アルペジオ練習)、前半は見違えるように弾けるようになってきた。でも後半が、まだボロボロで、依然、○もらえない。

・ショパン「ノクターン10番Op32-2」
依然として、中間部は、つまずかずには弾けない。中間部の前半はヘ短調、後半は半音上の嬰へ単調での移調奏。なかなか覚えられい。指摘事項としては
 ・中間部、トップの音を、もっと際立たせて
 ・ラスト71小節目以降、右手はずっとスラーであるよ!切れないように。

・坂本龍一「DearLiz」
通して弾いた。でも、何回かつまずいてしまう。この曲は歯切れよさが命なのだ。最初をモゴモゴっとやらないように、和音をバシッと出す。そして調子に乗ること。先生は難しい曲というけれど、自分には合ってるのかな、譜読みから2ヶ月で、かなり弾けるようになってきてて、この曲の進捗は自分としては割と順調。合わないがあるんだなぁと思う。

05/07/18(日)
半音階は再び牛歩
一昨日はレッスン。昨日は人前でピアノを弾く機会があって、なんだか練習の焦点の定まっていなかった。だからかな?再び、牛歩である。こう進みが鈍ると、かたつむりや牛のように鈍いものに親近感が沸いてきますね・・・。(苦笑)

・ハノン40番 半音階
短3度、短6度、結局、駄目。ターンが駄目なんだ。特にターン直後の左手。手になじまん・・・。ハノン、チェルニーは割りと苦にならない方だと思ってたけど、さすがに、こう上達しないと、嫌になる。不協音が、もぞもぞもぞ〜っと、いったりきたり、とちって、やりなおしばかりで、あ〜、悪夢見そう・・・。

・チェルニー40-19
19番(右手アルペジオ練習)、前半は見違えるように弾けるようになってきた。でも後半が、まだボロボロで、依然、○もらえない。

・ショパン「ノクターン10番Op32-2」
依然として、中間部は、つまずかずには弾けない。中間部の前半はヘ短調、後半は半音上の嬰へ単調での移調奏。なかなか覚えられい。指摘事項としては
 ・中間部、トップの音を、もっと際立たせて
 ・ラスト71小節目以降、右手はずっとスラーであるよ!切れないように。

・坂本龍一「DearLiz」
通して弾いた。でも、何回かつまずいてしまう。この曲は歯切れよさが命なのだ。最初をモゴモゴっとやらないように、和音をバシッと出す。そして調子に乗ること。先生は難しい曲というけれど、自分には合ってるのかな、譜読みから2ヶ月で、かなり弾けるようになってきてて、この曲の進捗は自分としては割と順調。合わないがあるんだなぁと思う。

05/07/03(日)
半音階は牛歩
昨日はレッスン。先週のミニ発表会もあって、あまり練習進まず。
・ハノン40番 半音階
短3度、短6度、ゆっくりなら大丈夫だけど、速くするとどうしても、もつれてしまって、○にならない。なかなか体に馴染まないなぁ・・・。

・チェルニー40-19
19番(右手アルペジオ練習)・・・まぁまぁスピードも出るようになっているのだけど、抑揚がなくて×。チェルニーは日々の練習で、確かにフォルテ・ピアノを、ほとんど意識していない。このパターンで合格をもらえないこと、過去にもあり、そらみみ、進歩のない奴。

・ショパン「ノクターン10番Op32-2」
ショパンのノクターンの中では、評価の低い?この作品。でも、とても気に入ってしまって、少しずつ練習してました。半年を要して、ようやく、あまりに失礼な状態を抜け出せたので、今日は、これをレッスン。指摘事項は
 ・フレーズを意識して、縦ではなく横のつながりを(1小節目)
 ・ペダリングが雑で、左の基音が、ついつい切れてしまう(21小節目)
 ・中間部は、もっと旋律を出して(27〜50小節)
 ・右手5連符、左手3連符を同時に入れるところ、1拍単位をもっと意識して!(73小節目)などなど。
勢いと揺れ動きの中間部は、ショパン特有の憂いのある(=半音・臨時記号多発)旋律を、ヘ短調と、半音上の嬰へ単調で移調して繰り返すのだけど、音が体に染み込まず、本当に難儀した。(自分の練習風景は、とても人に見せられたもんじゃない・・・) 思うように曲想をつけるためには、譜面を読みながらでは、とても無理なので、いきなり暗譜にかかってます。
フォルテの部分でのトリルも、34だと古傷のある薬指には酷で、極力35に変えたり(でも4が邪魔!)研究、研究。和音連打で手にも負担が大きく、苦戦中。

05/06/27(月)
ミニ発表会
昨日は、友人に声を掛けて頂いた大人のピアノ発表会に参加。
レストランを借り切っての発表会でした。弾いたのはショパン「ノクターンOp9-1」大過なく、無事終了でした。

この曲は、1ヶ月前の教室の発表会でかなり弾き込んだので、今回は、やや油断気味で、午前中、旅先の大阪でピアノレンタルした予行練習でも、なんだか止まってばかりで、大丈夫だろうか?心配だったのです。直前になって、もっと練習すればよかったと、後悔するパターンが多いですね。
大阪から会場の四日市までの電車の中も、緊張感はそれほど無い。(読んでた本(中村紘子著「チャイコフスキー・コンクール」)が、とても面白くて、危うく降り過ごすところだった)

でも、会場で、自分の番が回ってくるのを待つのは、さすがに嫌な感じで、こればっかりは、どうしようもない。発表会で自分の順番を待つ時の、死刑執行を待つような重苦しい雰囲気は、なんとかならないのかな・・・。

演奏中は、もちろん緊張感はあるのだけど、震えが来るようなひどい緊張ではなかったので、「ふむふむ、緊張しておるな〜」と思いつつ、やっぱりミスるなぁと、思いつつ、大怪我しなかったので、ほっと一安心。

<緊張についての雑感>
・「ホールより観客が近いサロン風の方が緊張するかもよ〜」の先生の脅しもあったのだけど、緊張度は、1ヶ月前のホールと同じくらい。練習が十分できていたら、場所は関係ないというのが結論。
・上段者が多いほど緊張する(ミス、ばれちゃうから・・・)
・本番で緊張しないのは不可能なので、普段の練習で、本番と同じような緊張状態を再現させるのが大切。
 (帰りの電車で、100mダッシュダッシュして練習するとか、どうだろうか?と馬鹿なこと話してました)
・よく言われることだけど、弾き手が気にするほど、聴き手は気にならない。
 (その曲を本格的に取り組まれたことのある人を除いて)
・目を閉じて弾くところを作っておく。ノクターンOp9-1は途中、目を閉じて弾くことにしてる箇所があるんですが、目を閉じると、自分の音楽の世界に入れるので、緊張も気持ち、緩むかな。

今回、途中で、止まるような失敗がなかったとは言え、やっぱり時の運のような気もする。だんだん、図太くなりたいもんだ・・・。

in 四日市・プリマベーラ
05/06/18(土)
半音階苦戦中
先週に続き今日もレッスン。一週間では、あまり進まないなぁ。

・ハノン40番 半音階
オクターブと短3度を練習して行くが、なんとか○はオクターブだけ。短3度は「下降の右手、Gは親指!」とか、考えて弾いてる段階で、とても先生の要求する速いテンポでは弾けない。半音階、甘く見てたら、なかなか難しい。右と左が伝染しあって、なかなか手に馴染まない。思いのほか、てこずるかも・・・。

・チェルニー40-18,19
18番(左手音階・分散音練習)・・・ ○。自分の傾向として、ほぼ暗譜ぐらいまで練習できてる時と、譜面見ながら弾いてる時で、演奏に雲泥の開きがあると思う。(速く弾く時、譜面見ながらだと、全然弾けない・・・)

19番(右手アルペジオ練習)・・・手首の使い方は、よくなったみたい。(そう言えば、ちょっと肘を使うようにしたんだけど、よかったのかな?)ただ、練習が足りてない部分は、癖なんだろうな、アルペジオの音が和音的に繋がって音が残ってしまう。もっと指を持ち上げて、との仰せ。
アルペジオの要諦は、音を伸ばさず、さりとて、バラつかせず、イメージとしては、指先に粘着力がある感じ。粘り腰で。(ピアノもスポーツも、同じ原理であるか)

・坂本龍一「DearLiz」
通して弾いた。それなりに格好はついてるみたい。細かい音外しもあり、1回大きく止まってしまったけど・・・。指摘事項は
 ・左手和音の響き、すべての音をしっかり出して。
 ・右手だけで、旋律と伴奏をやる部分は、旋律をもっと浮き立たせて、目立つように。
大昔、跳ね返されたこの曲が、まずまず弾けて、上達実感。嬉しい。

・ショパン「ノクターンOp9-1」
来週のレストランでのミニ発表会で弾くことにしているので、もう一度、先生の前で弾いてみる。
半年、弾き続けて、ようやく途中で止まる心配はほとんど、なくなってきてる。あまり練習してなかったけど、今日もなんとかノンストップで弾けた。左手が今一つ、きれいじゃなくて、もっと良くするためには、旋律を思い浮かべて、左手だけで練習して、きれいに聴けるように、とのこと。

05/06/11(土)
祝)スケール・
 アルペジオ1周目完
今日はレッスン。名古屋も梅雨入りで、ピアノには辛い季節到来。(Myデジピには関係ないけど)

・ハノン39,41番 ト長調とホ短調の音階(スケール)練習とアルペジオ練習
とりあえず、終わり。そして、期間半年を要して、ようやく終わり。
アルペジオは、なかなか綺麗なテヌートで弾くのは難しく、左手の下降は油断すると親指の音が大きくなる。普段の練習では見逃してしまってるんですね。
先生からは、全調、すぐに弾けるようにして、カデンツァも全部覚えてね〜。と言われているけど、一つの調をやると、一つの調が抜けてゆく感じなので、全調を体に染み込ませるの、いつになるんだろう?もう一回りやる話もあったけど、個人的には、ハノンを最後まで、やってみたいので、次は40番の半音階練習へ。

39,41番のスケール、アルペジオ練習を全調やることで、もちろん、目に見える効果はなかったけど、ただ、♯や♭がたくさんついている調の方が、中途半端に3つとかよりも、弾き易いのは、なかなかの発見でした。
黒鍵の方が、位置が高いし、横の音を変に引っ掛ける心配も少ないですね。譜読みも、迷ったら黒鍵!で、ほぼ正解なので(←そんなのでいいのか!)変ニ長調(♭5つ)とか、わりと好きな調性ですね。

・チェルニー40-18,19
18番(左手音階・分散音練習)・・・先生の前では、どうもうまく弾けない。苦手意識もあるんだろうけど、力んでしまう。力むほど、フォルテは出ないし、細かい指の動きも失敗するのは、分かってるのだけど・・・。もう1回。

19番(右手アルペジオ練習)・・・右手の手首をもっと使うようにとの指摘。打鍵ミスを減らそうとするあまり、手首をカッチリ固めてしまっていたようです。一つのことに気をとられて、他のことが疎かになるのは、趣味でも仕事でも、あらゆることにあてはまる真理ですね。自分で、この弾き方、ちょっと変かも?は、先生から見るとかなり変なんですね。

・坂本龍一「DearLiz」
今日はなんだか雑談が多く、一回り弾いて、あまり見てもらえず。先生、ちょっと・・・。CDと楽譜をお渡しして、ちゃんと見てもらうように、お願いしました。

発表会を終えたばかりなのに、1年半後の次の発表会の2台ピアノの演目をどうするか?先生、嬉しそうに話されてました。まだ、先の話なのに・・・。ソロと違って、ペアの相性とか、いろいろ思案がいるんですね。
今の教室、モーツァルトのピアノコンチェルトの人気が高いようで、今度は20番全楽章やら、23番やら、戴冠式やら、いろいろ話が上がっていて、大好きなモーツァルトなので楽しみではあるけれど、うかうかしていると、いろいろ引っ張り出されて、大変なことになりそうなので、用心せねば。

あと、愛知県でスタインウェイのフルコンが2台あるホールをご存じの方、ご一報下さい。

05/05/28(土)
皐月・月末ピアノ事情
午後、ひたすらピアノを弾いていた。常軌を逸して弾いていた。
先週のレッスンで、スケルツォやバラードをやってみたら?と先生に言われたこともあって、果たしてどうなんだろう?と思って楽譜を取り出したのが運の尽きだった。

人気のスケルツォ2番、全音版の楽譜で20ページもある大曲、止まり止まり、音を辿ってみるが、やっぱり凄い曲だ。背筋がゾクゾクする。中間部の2つめのテーマ、ホ長調の壮大なアルペジオ?などは、信じられなくらい美しい音の配列。この美しいアルペジオ、ピアニストたちは、皆、快速で弾き飛ばすのだけど、練習で、一音、一音、味わいながら辿るのも、また楽しい。
一通り見てみて、全体の80%くらいは、なんとかなりそうな予感。しかし中間部後半の展開部?と、ラストの激しい部分は、練習して克服できるものなのだろうか?かなり疑問。難所の嵐の部分は、ゆっくり詰まりながらでは、何がなんだか分からない・・・。
この曲が、人気なのは、もちろん曲想の素晴らしさもあるのだけど、難所の部分が曲の後半に来るので、とりあえず、とっつきやすいということもあるのかな?
それにしても、このスケルツォ2番、本当に名曲だと思う。寝食を忘れて、ピアノにかじりつきたくなるもんな。名曲に取り組むことで上達するのは、実は、名曲には、なんとしても弾けるようになりたいと思わせる魔力のようなものが、あるからかもしれない。
少し前までやっていたワルツ遺作(14番)が、わりと難易度の高い曲だったのを知り(ここで星8つ)、難易度が星9のスケルツォ2番も全く可能性が無いというわけではなさそうなので、近い将来、挑戦してみるべ?

同じくショパンのノクターン8番、10番も、坂本龍一の曲の譜読みがほぼ終わったので、少しずつ進めてる。
8番のゆったりと甘美なメロディーは、ほんとうにこの世のものとは思えない美しさだ。こんなに美しいものが、この世に存在していいのか?人間に許されていいのか?ちょっと恐いぐらい。ノクターンの最高傑作の1つという意見、深く同感。「身も心も溶けるような」と言う表現、この曲のためにある言葉のような気がする。
10番の中間部、世界が半音ずつ崩壊してゆくような難所も、少しずつ覚わってきてる。きっと先は明るいと信じよう。

1年前、モーツァルトに夢中だったのは嘘のように、ショパンにはまってるなぁ。 ピアノの怖いところは、のめり込んでも、あまり罪悪感がないところだろうか。一日中、ゲームやテレビを見て過ごすと感じる、空しい気分、罪の意識がまるで無いんだなぁ。
ピアノが弾けるうちに、たくさん弾いておこうと思う。いつ弾けない時期が巡ってくるか分からないので。

05/05/21(土)
発表会の選曲は?
発表会が終わって、なんだか張り合いがない感じ。 来月に控えているサロン・コンサートでは、発表会で弾いた曲を予定しているので、今のところ、プレッシャーも感じず。そんな中、今日はレッスンでした。

・ハノン
39,41番
ニ長調とロ短調の音階(スケール)練習とアルペジオ練習
発表会のことを、あれこれ話した後だったからか?(話をした後、サッと気分を切り替えて弾くのが苦手なのだ・・・)、練習で弾けるのに、先生の前では、つまずきぎみ。ロ短調のスケールはたいへん弾き難かった。次、ト長調とホ短調。半年がかりだったスケール・アルペジオの旅も最終章。

・チェルニー40-18
怪しいと感じているところは、先生の前では必ずと言っていいほど弾けない。左手を鍛える貴重な練習曲なのでもう1回やりつつ、40-19も見ることに。以前、モーツァルトのイ短調ソナタK310を弾きたい思うも、第一楽章、右手と同様に粒を揃えて弾きたい左手の細かなアレグロのパッセージに挫折した経験があるので、こういう練習曲、ありがたいと思う。

・坂本龍一「DearLiz」
ノクターンやガーシュインやら、幾つかやってみたい曲はあるのだけど、幻想即興曲も結局、録音できるレベルに仕上がっていないけど、しばらくこの曲を練習しようっと。たまにはクラシックじゃない曲もいいかな?
「DearLiz」は高校生の頃、生まれて初めて買ったCDに入っていて気に入った曲。当時、チャレンジしたのだけど、挫折した曲。独特のリズム感に溢れていて、アジア的な響き、夢想的な中間部もお気に入りの曲。練習してて気付いたのだけど、自分の音楽趣味(異国情緒系・変拍子系)の原点の曲。 こんな曲です♪
今日は、つっかえ、つっかえ、最後まで弾く。先生にとっても、未知の曲で、こうつっかえつっかえでは、何を指摘したらいいのか、難しそう。この曲、昔、歯がたたなかったのに、2週間そこそこで最後まで通じたのは、結構嬉しい。少しは進歩してるんだなぁ。


<どんな曲に取り組むか?>
発表会が終わったばかりなのに、1年以上先の次の発表会の曲をどうしようか?という話をする。

空耳「前の人のリストやベートーヴェンを聴いてると、やっぱり発表会では、舞台で映える曲がいいですね。」
先生「1年がかりでいいからバラード、スケルツォ級に挑戦したみたら?その方が伸びるんじゃない?」
空耳「でも先生、ワルツで四苦八苦した自分が、とてもその辺の曲に手が届くとは思えないのだけど・・・。」
先生「空耳さんの場合、ネットでよく演奏聴いてるみたいだけど、生演奏に比べて、音源だけの場合、細かいミスが目立つよね。ネットで録音を公開したりすると、余計、完全さを求めてしまうかも?」

先生の話を聴いてると、確かに、自分は、どうも完全に弾けることを求めすぎているのかな?という気になる。(そのわりには、公開してる演奏はヘボいが・・・) 仕事でも何でも、完璧主義の良くないこと、失敗を恐れてチャレンジしなくなる、成長しなくなる、小さくまとまってしまう、といったことは、よく分っていたつもりなのに、趣味のピアノでは完璧主義のドツボにはまっていたのかな?

難曲と言われる曲を、そんなに弾きたいとは思わないのだけど、ちょっとした小品を弾くのにもビクビクしている実力の無さは何とかしたい。上達したいと思う。まだまだ先の長いピアノライフ、上達するためには難曲に取り組むのが近道ならば、玉砕覚悟で、取り組んでみるのも悪くないか、と思ったりもする。
ショパン生誕200年の2010年には、バラスケ(ショパンのバラード・スケルツォ級)の曲に挑戦できるぐらいに、上達したらいいなぁという大それた野望はあったのだけど・・・。
別に、きれいな録音を公開するのが目的でピアノを弾いてるわけではないので、近い将来じゃなくて、もう少し先を考えて、挑戦することも大切かな?でも、それなりに弾けるレパートリーも欲しいし。

今と先、見つめて選曲、迷うなり・・・。

05/05/07(土)
発表会を終えて
ちゃんとしたピアノの発表会は、子供の時以来、20年ぶりぐらいのイベントでした。
今日、弾いたのは3曲、ソロでショパン「ノクターンOp9-1」「ワルツ遺作ホ短調」、連弾(2台ピアノ)でモーツァルト「ピアノ協奏曲20番2楽章」

<スタインウェイフルコン心地よし>
場所は岐阜市文化センターの小ホール、ピアノはスタインウェイのフルコン。期待どおり素晴らしいピアノで、音の響き、タッチは申し分ない。実に気持ちのいいピアノでした。残響が多めなのは、反響板などがコンサート用にセッティングされた状態だったからかな?or スタインウェイ本来のものなのか、その辺ははっきりしない。言うまでも無くタッチがすばらしく、大理石を極上のナイフでスライスするような感触。

<リハーサル>
午前中はリハーサルで、連弾曲は1回通して弾く。連弾はまぁなんとかなりそう。ソロは少ない持ち時間の中、不安の残るワルツ遺作のコーダをさらってみるも、アルペジオがうまく決まらない。何回かためすが、駄目だ。まずい・・・。で時間切れ。

<待つ>
その後、2時間待つ。こんなに時間があるなら、どこかでピアノを弾きたいよ!と切実に思うけれど、落ち着かない気分で待つ。気分転換の本も読む気にならず、雨上がりの岐阜の街を、ちょっと歩いたりもする。今日は風が涼やかで気持ちよい。 待ち時間中、一番、心臓に良くなかったのは、復習しようと思って楽譜を見た時かな。譜面と手の動きがシンクロするような技量はないので、あれ、ここの跳躍大丈夫かな?とか考え出すと、どつぼにはまって心配になってくる。 こういう落ち着かなさは、いろんなピアノの会に出させてもらって、慣れてきてるので、まぁしょうがないなぁという感じ。いつもよりは緊張感は少なめ。でも、舞台袖で、次が自分の番だ!という時は、さすがに鼓動が早まってるのがわかる。

<本番>
ショパン「ノクターンOp9-1」
1曲目。思ったほど緊張してなかった。1箇所大きく外してしまったけど、まぁまぁ。それ以外、細かい音外しはあったけど、ピアニシモのところだし、まぁ気付かれないだろうと、それほど動揺せずに弾き終える。70点。

ショパン「ワルツ遺作ホ短調」
ノクターンのまぁまぁさに気を良くして、スタートはよかったけど、最近ミスったことのない部分で間違えて、修復しようとすると、ますます傷が広がり、結局修復不可能で、弾きなおしてしまう。弾きながら、あ〜あ、取り返しのつかないことをやってしまった・・・。悔しいなぁと思いつつ、細かいミスを連続して引き続け、短い曲なので、あっという間にコーダ。最後のアルペジオは、きれいに決まらなかったけど、ひどい音はずし(5オクターブ一気にアルペジオで下りるので、ひどいと5×3=15音、すべて1音右の音を弾いてしまうような悲惨なことになる)ではなかったので、その点は胸をなでおろす。30点。

モーツァルト「ピアノ協奏曲20番2楽章」
その後、1時間ぐらい待つ。待ってるとお腹が空いてくる。ガス欠で臨むのは、なにかとよくないなぁと思い、売店でお菓子を物色(コアラのマーチ)。パクパク食べて、なんだかリラックスできる。空腹時の甘いお菓子はいいもんだ。
一息ついて、舞台袖で待機して、さぁ連弾本番。譜面を置いて椅子の高さを調整すると、ほとんど緊張してないのに気付く。これはいい感じだ。この曲は3部形式というのかな?中間部の激しいところ以外は難しいところもないし、譜面を見ながらだったので落ち着いて弾けた。大好きなモーツァルトで、タッチと音色、音の響きを楽しみながら、アンサンブルできた。

そして問題の中間部。今までの練習では自分のパートが数小節落ちてしまうミスを何回となくやってた不安な部分。でも、今日はうまくいった。相方のオケパートの方が、いつになくクレッシェンドの部分とか、ダイナミックに盛り上げてくれるので、そうか、そう来るなら、こちらも受けて立ってやろうじゃないか!と気合が入って、一人で調子よく練習してる時と同じようにビビッドに弾いてたと思う。舞台上で試合をしてた感じ。テンポは加速してるし、自分としてはギリギリの状態でミスタッチもかなりあったけど、けっこう楽しんでる。失敗したらどうしよう?という後向きの気持ちは消えていた。おおっ、無事中間部も終了だ!
と思ったら、譜面をめくるのを失敗してしまう。そんなこともあろうかと、直後の部分は暗譜してて、なんとかしのいだのだけど、譜面をめくった後、譜面をたどれない。あれあれ?どこだったけ?
まずい!と思いつつ、次のピアノパートのところは、完全には暗譜してなかったので、数小節、失敗。オケパートもそこそこ分厚いところだったから、目立たなかったかな・・・。その後は気を取り直して、比較的楽しんで、無事終了。80点。

<教訓>
今回、うまくいったところ、失敗したところ、いろいろだったのだけど、

・当日、ピアノが触れない状態で譜面を見るのは、結局不安になるだけかもしれない。
・1ヶ所でも、技術的にどうしても弾けない箇所がある場合、その部分の不安が全体に波及して、崩れそう。
・超スロー弾きの練習は、効果があると思う。
・緊張してる時に、甘いお菓子を食べるのは、けっこう良さそう。
・椅子の高さの調整をするために、しゃがむのも効果あるのかな?(前、同じようなレポートがありました。おまじないかもしれないけど、舞台に出る前に屈伸運動など、いいかも・・・。)
・前日に譜面を見てて、譜読みの間違い(音違い・音抜け)に気付いて、なんとか直せないかな?とあわてて練習したところで、ミスりました。前日に急に直すぐらいなら、どのみちミスタッチはするさ!と開き直って、間違ったまま弾いた方がよかったのかもしれない。(でも、先生、レッスンの時に気付いて欲しかったぞ!)

今回、一番良かったのは、アンサンブルの楽しさを味わえたこと。舞台でひどく緊張しないで演奏できたこと。少し前、弾いてる最中に手が震えて制御できなくなるような経験もしているので、そういう気弱なところを、少しなりとも克服できつつあるのは収穫でした。

長いレポート、読んで頂いてありがとうございました。発表会対策のヒントになれば幸いです。

05/05/06(金)
発表会前日の様子
ついに明日が発表会。
さすがに今日の練習は、だいぶん気合が入ったのだけど、いまだに、ワルツ遺作のコーダは、今一つ。他の曲もところどころ間違いがやってくる。とりあえず、なんとか止まらずにいってくれればと思う。
今日は、すべったり、思わぬところで黒鍵に指を引っ掛けたり、そういうミスが多い。こういうハプニングの直後に、リカバリできて続けられるか、止まってしまうか、そういうところに実力が出るんだと思う。

この連休は、何回となくグランドピアノをレンタルして練習したので、もうタッチの違い云々を言い訳にはできないぞ。超スロー弾きも行い、緊張で記憶が飛ぶのも少しは改善されるかな。やれることはやったと思うので、うまく行かなくても、もうしょうがないな。本番でうまく行くテイクが回ってきますように。

なんとなく、弾き込めば、弾き込むほど、細部が潰れて、曲の輪郭がぼやけてゆくような気がする。鮮度が落ちて行く気がする。本番前に、相当、弾き込まないといけないということ自体、自分のレベルをオーバーした選曲なんだろうな。でも、本番でうまくゆくかどうかは別にして、欲張って背伸びした分は確実に上達したと思う。ワルツ遺作の5オクターブ下降アルペジオなんて、一年前は、絶対不可能なウルトラD級の離れ業だったのに、ほぼ弾けるようになったのだ。

あとは当日、ミの音の前にちゃんと座って、力を抜いて、深呼吸して、なるべく自分の音にしっかり耳を傾けて、恐らくはスタインウェイの美しい音色と鍵盤の絶妙のタッチを味わって、魔女の踊りと、いかずちの嵐を思い浮かべて、臨みたし。臨めるかな?
さぁ、いつから緊張が始まるのだろうか?

05/05/01(日)
あと一週間
昨日は、本番前の最後の連弾練習。あと一週間なり。

・モーツァルト「ピアノ協奏曲20番2楽章(ソロパート)」
落ち癖は完治せず。不安を残したまま、当日を迎えそう。一人で弾いてる分には、ぜんぜん大丈夫なのに、合わせて弾くと、瞬間記憶喪失が起こるんですね。1秒ためらったら?もう崩壊なので、連弾は恐い。それに、プログラムを渡され、この曲は、トリということが判明。当日、どんな精神状態になるんだろう?(今現在は、ぜんぜんへっちゃらだけど)

先生に指摘されたのは、演奏のスケールが小さくなってしまっていること。どうしても安全志向に走らざるを得ないとは言え、思いっきり!ということも、もっと意識した方がいいのだ。その方が、意外とうまく行くような気がする。

今日も、近くでグランドをレンタルして練習。思いっきり弾いてみて、中間部の嵐のイメージが少し膨らんだ。随所に現れる低音部のオクターブ3連続音は荒れ狂う嵐に轟く「いかずち」なのだ。モーツァルトの頭の中には、暗闇の中で極めつけに恐ろしい荒れ狂う嵐があったんだと思う。しかもこのデモーニッシュなコンチェルトの真ん中の楽章の、真ん中の部分だ。デモーニッシュの背骨、真髄なのだ。

05/04/23(日)
秘密レッスン 昨日のレッスンは、大きい声では言えないけれど、2台グランドピアノを求めて、近くの音大の練習室に潜入してのレッスンだったのです。音大の中に足を踏み入れたのは初めての体験でワクワクするも、触ったピアノは、3台弾いたのだけど、どれも本当に状態が良くなくて、がっかりでした。ペダルを踏むと弦が鳴るんですよ。ジャララーンって。音色もとても甲高いか、くぐもって全然鳴らないか、どちらかで。本当にいろんなピアノがあるんですね。ひどいピアノがどういうものなのか、勉強になりました。

・ハノン 39,41番
ニ長調とロ短調の音階(スケール)練習とアルペジオ練習
先生の前で、両調とも、スケールの下降が急に弾けなくなってしまって、もう1回やりなおし。やっぱりピアノは怖いよ。ロ短調は、不吉な「悪魔の調性」なので、早くおしまいにしたいのに・・・。

・チェルニー40-18
左手の練習曲なので、2週間、ワルツ遺作の右手の難所の練習で疲れた時に、気分転換で弾いてました。油断すると、変に手首を使って、くねくね上下してしまう悪い癖が出るようなので、その点注意して、もう1回。

・ショパン「ノクターンOp9-1」「ワルツ遺作」
どちらも、もうそんなに、指摘されることもなく、確実性、正確性をどこまで高められるかです。ワルツ遺作のラスト、5オクターブ急降下アルペジオは、まだ怪しくて、どうしたら確実に弾けるようになるんだろう。困ってますね。練習しすぎると、手が痛くなるし。

・モーツァルト「ピアノ協奏曲20番2楽章(ソロパート)」
落ち癖が治らない。瞬間的に頭がパニックになって、弾けなくなってしまう。困った。怪しいところは決まっていて、練習してるのに・・・。なんだか相手の方に申し訳ないです。

05/04/10(日)
本番まで一ヶ月 発表会まで1ヶ月を切ったなぁ。やっぱりまずいかも?

・ハノン 39,41番
イ長調と嬰へ短調の音階(スケール)練習とアルペジオ練習
イ長調の下降スケールは、難しいですね。左手の4から1の切り替えは、頑張って練習しました。嬰へ短調も難儀でした。中途半端に#や♭がある方が、難しいというのが実感です。あとイ長調の下降アルペジオの右手も苦労。321の下降アルペジオは問題ありだ。次、ニ長調とロ短調(←ちょっと練習したけど、難しい・・・。)

・チェルニー40-17
右手1、5の指の保持の練習。親指や小指で旋律を弾きながら、他の指で伴奏をつける練習。旋律の指だけ大きい音で弾くのはつらかった。でも、練習の甲斐があって○。次、左手の特訓の18番。

・ショパン「ノクターンOp9-1」「ワルツ遺作」
ノクターンはようやく止まらずに弾けました。(←まだ、そんなことを喜べるレベル。)ワルツ遺作は、最後のコーダでこける。あろうことか、今頃になって音の間違いを指摘される。コーダのアルペジオはまだ失敗率が高い。この数小節、数秒間をどこまで確実に弾けるようにできるか、勝負だぞ。>空耳

・モーツァルト「ピアノ協奏曲20番2楽章(ソロパート)」
だいぶん、大丈夫になってきてるけど、まだ怖いなぁ。相方のセカンドパートを録音してもらったので、万一こけても、曲の途中からでも、すぐ入れるように練習しよう。

ということで、だんだん「楽しいが苦役に変わる発表会」(そんなに深刻でもないんだけど)になりつつあるかも。

05/04/03(日)
音楽室にて 今日は近くの音楽室のグランドピアノで練習。よく音が響いて気持ちいい。
通して弾いてみて、危ない気がしたところの左手や危ないパッセージを繰り返しさらう。
でも、途中で遊び弾きのPOPS(今、たいへん気に入っているクオレの曲)の耳コピが面白くなってしまい脱線。大切な時期にすぐ道草をしてしまう悪い癖はなかなか直らない。我ながら進歩がない奴だ。
ノクターンOp9-1は、直す点もあるのですが、録音してみました。
現状、こんな感じです。

05/03/26(土)
風化する 中1週間。我ながら練習不足。悠長に構えていたら、発表会まであと1ヶ月と少しではないか。まずい気がしてきた。

・ハノン 39,41番
ホ長調と嬰ハ短調の音階(スケール)練習とアルペジオ練習
ホ長調の左手下降のアルペジオが難しかった。次イ長調と嬰へ短調。24調1周目のゴールが少し見えてきた。

・チェルニー40-17
右手5番でメロディー、それ以外の指で伴奏の練習。スタート後1週間なので、目標の半分くらいのスピードでつまりながら。疲れていて音楽的表現を試みる気力がないときでも、体操の感覚でそれなりに練習できるのが、チェルニーのいいところ。

・ショパン「ノクターンOp9-1」
今週はチェルニーの新曲に時間をとられて、サボってました。不安がよぎる箇所は確実にミスってました。駄目駄目。
指摘事項1ペダルを使ったスラーと、手のスラーでは音の響きが違うからスラーは手でやること。指摘事項2左手の音が大きい。ピアノによって各音域の音量は違うから、ちゃんと聴いて、調節できるように。左手の音量は昔うるさく言われていたのに・・・。 両方とも結局は自分の耳の悪さが原因。指の動きはともかく、耳・音楽性は進歩してないなぁ。トホホ。

・モーツァルト「ピアノ協奏曲20番2楽章(ソロパート)」
落ちてしまう確率が高かった数小節は、ひたすら反復練習を繰り返して克服できてきた。でも、今まで大丈夫だったところで、弾けなくなってしまってる箇所あり。やれやれ。
忘れないように、頻繁に弾いていても、記憶は風化してゆくんだ。緊張した時によく現れる現象は、左手の動きがまるでわからなくなること。もう一度、左手だけ暗譜で弾けるように。部分、部分、さらおうっと。
発表会のもう1曲はワルツ遺作にしよう。(このワルツ、今更だけど作品番号がついていないことを発見。)


05/03/20(日)
久しぶりレッスン ここしばらく遠出する休日が多かったので、昨日は久しぶりのレッスン。

・ハノン39,41番
ロ長調と嬰ト短調の音階(スケール)練習とアルペジオ練習
嬰ト短調の下降スケールはなかなか手に馴染まなかった。親指を除いて黒鍵ばかり。不器用な親指だけ一段低い白鍵になるので、なかなかスムーズに打鍵できず辛かった。次、#4のホ長調と嬰ハ短調。ホ短調は「愛の挨拶」の調。嬰ハ短調は「幻想即興曲」の調。嬰ハ短調のカデンツァは幻想即興曲のおかげ?か不思議なことに、いきなり和音が押さえられて驚く。

・チェルニー40-16
4ページに渡る長い(自分にとっては)練習曲、たくさんつまづきながらも、なんとか○。次、17番。

・ショパン「ノクターンOp9-1」
途中、2回止まって弾きなおしもあったのだけど、大人の雰囲気で好みだわ〜、と褒められる。嬉しい反面、内心、先生、もう少し指摘して欲しいなぁ。この曲に関しては、ピリスのCDが一番の先生。
指がもつれて大爆発する危険のない曲なので、発表会の1曲目はこの曲にしよう。もう1曲弾こうと思いつつ、幻想即興曲とワルツ遺作で悩む。いい加減、曲、決めないと・・・。ノクターンOp32-2はこの間、全く練習せず。

05/02/26(土)
連弾練習 今日の午後は2台ピアノの練習。

・モーツァルト「ピアノ協奏曲20番2楽章(ソロパート)」
中間部の嵐部分、瞬間的に記憶が飛んでしまう症状は、箇所は減ってきたけど、まだ残ってる。
難所の部分は、後で冷静に考えると、良く指が動いているなぁ・・・。と我ながら不思議に思ったりもする。
あと2ヶ月、瞬間記憶喪失症の克服、なるのだろうか?

(一応、今日の演奏を録音してみました。ミスタッチも多く、揃ってなかったり落ちてしまったりしていますが、一応、こんな曲ということで、してみました。ファイルサイズが大きいので期間限定かな。相方のオケパートの方、しっかり弾いて頂いているのに、自分の演奏は落ち着きがないぞ・・・。まだ精進が足りん。録音は昨年録音用に調達したサウンドスケッチャーです。ようやく陽の目を見ました・・・。)(050228公開終わり)

↓両手とも平行移動しての分散和音?本当に苦労しています。うまく覚えるコツは無いかな・・・。録音でもこの部分、僕のパート落ちてます・・・。(トホホ・・・)


05/02/25(金)
あまり進展なく 2/19(土)はレッスンだったけど、またメモをサボった。思い出してメモ。
・ハノン39,41番
変ト長調と変ホ短調の音階(スケール)練習とアルペジオ練習
アルペジオは、すべて黒鍵なので、たいへん弾きにくかった。♭MAXを過ぎて、次は#5つのロ長調と嬰ト短調(←なんじゃらほい?)

・チェルニー40-16
最後の追い込みのおかげで、1回目で長い割りには、まずまず弾けるようになったのだけど、次回もです。

・ショパン「ノクターンOp9-1」
細かなミスやつまずきもあるけれど、「きれい、きれい」と褒められて嬉しい。ようやく曲らしくなってきた。ペダルを多用すると、手のスラーが疎かになっても、それなりに聞こえるのだけど、手でしっかり押さえたスラーとペダルに頼ったスラーは音の響きが違ってくるので、しっかりスラーを意識してね!とアドバイスを受ける。
あとノクターンはピアニストと同じテンポで弾けるのが嬉しいですね。フォルテで盛り上がるところは、テンポを速く、ピアニシモはテンポを落として、弾かれてますね。ピリス先生。先生と合わせて弾くと、耳に聞こえる以上に、テンポの揺れがあることがよくわかる。もちろん真似てます。
発表会の曲はこの曲になりそう。

・他
ノクターン10番Op32-2(変イ長調♭4)引き続き譜読み、進めてます。中間部が難しく、なかなか弾けるようにならない。でも中間部の次第に転調してゆく箇所は、病み付きになるような魅力がありますね。半音ずつ崩壊してゆくのに、気付いたら半音、上の調(ヘ短調→嬰へ短調)。不思議な気分・・・。

05/02/11(金)
浮気ぐせ 先週土曜日(2/5)のレッスンの記録、サボりました。思い出して書きます。

・ハノン39,41番
変ニ長調と変ロ短調の音階(スケール)練習とアルペジオ練習
変ニ長調は弾き易いね。黒鍵がちょうど五つだから。でもカデンツァは覚えにくい。正確に言えば、カデンツァの最初の一音がとくに覚えにくい。それに、どうも一つの調を覚えると、少し前に練習した調を忘れてゆくみたい。先生曰く「何回もやるから、忘れてもいいよ。どんどん進みましょう。」「まぁ、いっか・・・。」
次、変ト長調と変ホ短調。♭が6つ。調性記号がMAXの調。実は今まで知らなかった。一番調性記号の多い調が何調なのかを。#が6つの調が存在しないことも。でも敢えて♭が8つの調があるとすると、何調でしょう?(絶対譜読みしたくないけど・・・。)
答えは#4つのホ長調だと思う。興味のある方は、ハノンの39番を眺めて下さい。

・チェルニー40-15(半音階の練習)
ようやく合格(傷たくさんだけど)。この曲、実は幻想即興曲の練習にいいことを発見しました。右手のテクニカルについて言えば、幻想即興曲よりもチェルニー40-15をきれいに弾く方が、難しいです。練習のし甲斐がありますね。
次40-16、4ページもある。長い。1年で10曲前進計画は、いきなりつまずいてます。

・ショパン「ノクターンOp9-1」
最後まで弾くも、ボロボロンチョ。ボロボロの原因は左手。先生からの指摘を受けるまでもなく、左手のピアニシモのコントロールがまるでなって無いのは弾いてる最中にわかってた。
鳴らないか、大音量で鳴るか、自分の左手には、その中間というものがない。おのずと気分が入らず、アウト!
そう言えば、左手のピアニシモがうまくゆかず自滅するのは、いつものパターンなのだ。進歩してない。
でもね、グランドではまるで駄目なピアニシモも、自室の練習用デジピでは絶妙に決まるからなおさら始末が悪い。ピアニシモコントロールはデジピ練習で、一番限界を感じてるところだなぁ。
グランドピアノといい音で響く部屋が欲しい。

・他
ノクターン10番Op32-2(変イ長調♭4)譜読み進めてます。その次弾いてみたいOp27-7の8番のノクターン(変ニ長調♭5)も、ちょうどスケールをやったところだったので、昔みたいにアレルギーはないです。音をとることよりも、リズムが駄目駄目ということを思い知らせてます。
どちらもべた惚れだけど、人間に正体不明になるぐらい、ぞっこん惚れ込むことは皆無なのに、音楽にはいとも簡単に惚れ込んでしまう。なんで?
発表会近づいているのに、いろいろ浮気をして、こんな調子でどうするんだろう・・・。

05/01/30(日)
2台ピアノ難しい 昨日は、発表会の2台ピアノ連弾の練習でした。

・モーツァルト「ピアノ協奏曲20番2楽章(ソロパート)」
中間部、やっぱりついていけない。混乱して止まってしまう。
1人ではふつうに弾けるのに、一緒に弾くと、弾けなくなる。自分の弾いている音が、聞きずらい。1人で弾いてるのと別の音楽に聞こえてくる。
難所の中間部は、譜面を見る余裕がないので、暗譜してるんだけど、自分の暗譜は「音」と「鍵盤の位置」による暗譜なんですね。だから自分の弾く音が聞こえないと、次に弾く鍵盤がわからなくなる。
進展無し。困ったなぁ・・・。
チェルニーもなかなか上達しない。最近、停滞ぎみ。

(ピアニストは目を閉じていてもピアノを弾けるが、音が聞こえなくてもピアノを弾けるのだろうか?)

05/01/22(土)
2回目のレッスン 今日はレッスン
・ハノン39,41番
変イ長調とへ短調の音階(スケール)練習とアルペジオ練習
わりと弾き易い調だったけど、カデンツァだけは覚えにくく、今日もカデンツァは失敗。次、変ニ長調と変ロ短調。全く未知の調だ。♭が5つ。峠までもう少し。

・チェルニー40-15(半音階の練習)
フォルテて弾く気満々。でも空中で空回りしてて、いっこうに鍵盤に力が届かない。変に力んでしまうのだ。この症状、先生から言われるまでもなく、自分でも気づいているんだけど、どうにも力が抜けない。ゆったりと柔らかいフレーズでの脱力は、なんとなくわかる。でも、速いパッセージをフォルテで脱力して弾くの難しい。 あと、弱いところ(ピアノ)の打鍵が、芯のない上っ面の打鍵になってしまう。弱音のところも力の入れ具合はフォルテで弾く時のように、しっかり鍵盤にもたせかけて。もう一回。

・ショパン「幻想即興曲」
教室のグランド、音が狂ってる。中間部を歌う時に顕著。集中できないなぁ。中間部の手前やコーダの手前、三段跳びで盛り上がる箇所の最後でこけてばかり。左手和音ギリギリ届く中での強打も、はずしてばかり。

・ショパン「ノクターンOp9-1」
ほぼ譜読みは終了。今日、楽しみだったんだけど時間切れで無し。

・モーツァルト「ピアノ協奏曲20番2楽章(ソロパート)」
中間部、嵐の部分、相方の音ばかりで自分の音が聞こえない。混乱して止まってしまう。自分の音が聞こえないで弾くのは、目の見えない状態でランニングしてるようなもの。どうも気合が入ると加速してゆくみたいで、手がついて行かない。ほとんど仕上がってる状態でこれでは、発表会で弾ける気がしない。まずい状況。

発表会で本当に「幻想即興曲」を弾くのか迷ってる。ここに来てノクターン10番(Op32-2)をとても弾きたくなってる。あと3ヶ月ちょっと。今からやって間に合うのだろうか?急ぎ譜読みを進めてみよう。

05/01/09(日)
レッスン始め 昨日は年明け最初のレッスン
・ハノン39,41番
変ホ長調とハ短調の音階(スケール)練習とアルペジオ練習
ハ短調スケールの右手登り、34を広げるところがつらい。アルペジオも黒鍵が増えてきてて、空振りが増えてる。不思議なことに、ハノンだけは、家の練習よりも、レッスンの時がうまく弾ける。不思議。
次、変イ長調とへ短調。なんやかんや言いながらも1/3終えた。(ちょっと嬉しい)

・チェルニー40-15(半音階の練習)
もっとフォルテで!の一声。もう一回。

・ショパン「幻想即興曲」
弾けそうで、なかなか途切れずに弾けない。ソフトペダルの踏むタイミングは、打鍵の前で。ノンストップで弾けるように、要弾き込み。

・ショパン「ノクターンOp9-1」
最初の2ページをみていただく。つまずいてばかりで全然弾けない。新曲を最初に見てもらう時、いつも以上に緊張するみたいです。 7連符や22連符などの入れ方が、どうもしっくり来ない。苦しんでます。

今週は、ハノンとチェルニーの練習で疲れてしまい、ショパンを弾く気力なく、寝てしまうパターンが続いてました・・・。
05/01/01(土)
新年の抱負など 年が明けた。2010年のショパン生誕200年まで、あと5年。
ネットで知り合ったmoreechさんからそろそろ録音しないの?と半分催促?を頂いたので、ずっと練習してたショパンのワルツ遺作14番♪を録音してみました。(新春にふさわしくない曲で申し訳ありません。)
午前中の録音をアップして、午後、再度録音を試みたけど、なかなか満足できるテイクはとれないですね。どこか間違えてしまう。チェルニー40番前半の実力では、傷無しでの演奏は、難しいです。
このワルツ遺作はお気に入りの曲なので、また機会を見ては、再録に挑戦しようと思います。

せっかく元旦なので、ピアノの新年の抱負。
・スケールとアルペジオは24の調性すべてで、弾けるようにしよう。
つまずいたり、ふらついて安定した演奏ができないのは、やっぱり基礎が出来てないことが大きいんだと思う。少し前のピアノ誌で、ピアニスト小原孝さんも、全調のスケール、アルペジオは指の訓練にとても良い、ということを書かれていた。小原さんに限らず、いろんなピアノの本でも、そう記述は、幾度も見かけるし。

・チェルニーは1ヶ月1曲は進みたい。
やっぱり基礎重視です。40番の残り25曲、2年でクリアしたいですね。チェルニーはゲーム感覚でやれているので、練習はあまり苦にはなってないんです。

・あと、極力、練習時間は少なく!だらだら時間をかけないこと。
イソップ童話?「アリとキリギリス」の話のキリギリスになるわけにはいかないので・・・。




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