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〜 近況・雑感・徒然 〜

とりとめもなく、感じたこと、などなど。興味のおもむくままに・・・。
   

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04/09/19(日)
見物効果・ブログ
電車男、↓後日談の後日談、出版をめぐるごたごたを知るに及び、急に醒めてしまう。結局のところ、ただの覗き見根性、趣味が悪いだけじゃないかって? ただ、ここのブログの感想、見物効果は、面白い。

見物効果
見物人としての他者が存在することによって,個人の課題遂行が促進される現象。
(相川充[株式会社有斐閣 心理学辞典]より)

なるほど。見物効果!確かに、電車男ほどじゃないとしても、自分自身、この雑記を書くようになって以来、雑記に書くネタを探したり、ピアノの練習に精を出したりと、いろんなところで、前向きになってる。(せっかく覗いて頂いてる皆さん、まめに更新できず、申し訳ないです・・・。)
自分の場合、こうしてホームページを作ってみるまでは、気付かなかったんだけど、「情報発信」「出会い」ということ以上に、行動力アップの効果が大かな?

今時、ブログ全盛でホームページ作成ソフトを使わなくても、掲示板に書込みする感覚で、こうした雑記的なホームページ作れるんですね。この雑記もブログにしようかな・・・。これ読まれてて、ホームページもたれてない方、ブログで手っ取り早く見物効果に乗っかるのもいいかも?

自分の好きな音楽や作家をキーワードにして、探すと、雰囲気よさげなブログがありすぎて、溺れそう。時間、時間、もっと時間を!
・□indigo blue□(←ピアノ)
・ワルツの「うたかた日記」(←ピアノ)
・レイコさんの日記(←村上春樹)
・chiiko通信(←短歌・村上春樹・川上弘美)

あ〜あ、見物ばっかりで、一日終わり。しかし、見知らぬ女性のブログをお気に入りにして読むのは、なんとなくストーカーしてるような、妙な気分。

04/09/18(土)
続・続・電車男
久々に、いたく感動した電車男。混乱も収まり、アナリシス(ピアノ用語ですみません)してみると

・変身(どう見ても女性には縁がなさそうなアニメオタク男の劇的な変身ぶり。=男版・麗しのサブリナ?)
・日常性(電車の中で暴漢から女性を守る。誰にも起こりうる話。自分の身にも?という期待)
・連帯感(言われなき迫害を受けてきた者たちの友情、繋がり)
・献身(自分は駄目でも、せめて誰かの役に立てれば・・・)
・育む(何かの成長するのを見届けるのは、嬉しいことだ。)
・別れ・旅立ち(むこう側(Couple)に行くことで、こちら側(Single)の仲間との別れ。卒業式)
・臨場感(フィクションじゃなくて実話、しかもリアルタイム)
・自虐(惨めな境遇は、笑い飛ばせ!)
・戦場の比喩(戦いの比喩が受けるのは、なぜ?)
・絵文字(正直、一番笑えた。強引すぎる絵文字、なぜ?)
・進歩・未来・希望(何と言っても、ネットという新しい道具)

と、感動を誘ういろんな要素が、うまい具合に入り混じってる。
何はともあれ、この話は、電車男と不特定多数の人々を結びつけるネットの仕組みがあったればこそなので、IT業界に身を置く自分としては、ただ便利になるだけのネットにはない、何か途方もない可能性、希望を感じたのでした。
善悪入り乱れる人間という存在も、うまい仕組み、システムがあれば、悪に蓋をして、善の部分を引き出すことができるんじゃないかなと? (それこそ、ノーベル平和賞ものだ・・・。)
と、明るい夢を抱きつつ、我が身を振り返りつつ現実は厳しいぞ。
読後、一番気になったのは、このエルメス子が、2チャンネルのやりとりを知ったときのこと。
誰もが気になるようで。後日談。改めて、ご馳走様でした。

04/09/18(土)
続・電車男
↓の電車男、ぐぐ〜と一気読みでラストに到達。とてもいい。今までのネット生活の中で一番かも。独身者は、読んで、爆死しませう。既婚者が昔を思い出して読むもよし。フィナーレは笑いと涙で、混乱状態でした。スレ住人(=掲示板に集う名も無き人々)に幸あらんことを!

04/09/17(金)
電車男
ある雑誌に紹介されていた電車男の話。今頃知ったけど、ネットでブームになってるんですね。たった数ヶ月で200万アクセス!一日に1万以上のアクセス!
あるアニメオタク、電車男の身に起こった華やかな事件と、彼を賢明に励ます無名の投稿者達の熱き記録。ドラマや映画のあまり現実感の無い美男美女達の話と違って、素直に共感できる。

苦労なく人生を謳歌する者は、読んでもつまんない?と言うか冷やかしで読んで欲しくないなぁ。読破するのに数時間かかる分量。ご注意を!

「ここでダメだったとしてもお前には失う物は無いはずだ! 」は名言。

2チャンネルは、あまりいいイメージ持たれてないようだけど、本音の話なので、自分はけっこう好きだな。
ピアノ関連のスレもありますね。
ピアノ演奏 中級・上級者用スレッド Part 9 ♭

04/09/14(火)
周回遅れ
村上春樹の新作がでたけれど、周回遅れでようやく図書館から借りてきた前作の「海辺のカフカ」、さぁ読もうかな!と思いきや、下巻でした。残念。ぼけぼけ。
でも上巻借りた方、下巻が無くて、悲しいだろうね・・・。

04/09/13(月)
ことわざ
仕事ネタだけど、こういうの、好きだな。

〜日経9/12のコラム〜
出る杭は打たれるが、出すぎた杭は誰も打てない。

04/09/12(日)
アクエリアス
と言っても、清涼飲料水ではなくて、室内楽の話。今日は、トリオ・アクエリアス(Violin上里はな子、cello唐沢安岐奈、piano竹内功)のアンサンブルの演奏を聴いてきた。
チェロ、バイオリン、ピアノ、それぞれのソロ曲も交えてだったので、それぞれの楽器の魅力、アンサンブルの面白さが伝わってくる。なかなか考えらた演目。若い3人の瑞々しくも息詰まる迫真の演奏に背筋がゾクゾクする。

・J.Sバッハ「無伴奏チェロ組曲第1番ト短調」
 最初のプレリュードがとても有名な曲。チェロの芳醇な音色、バッハの慎ましやかな舞曲、好きです。
・パガニーニ「パルピティop.13」
 チェロの渋めの音色の後だったので、艶のある輝かんばかりのヴァイオリンの音色に驚いた。
 右手で弓を弾いたまま、左手ではじくようにしてピチカートにする技があるんですね・・・。
・リスト「ハンガリー狂詩曲 12番」
 凄まじい超絶技巧。おどろおどろした低音から、うっとりするような中音、きらびやかな高音まで、ピアノの魅力が盛りだくさんだ。
・マルティヌー「ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲第1番」
 これは、ちょっと難解系の曲で・・・。行詰る緊張感、目が離せなかった。
・ブラームス「ピアノ三重奏曲第1番ロ短調op.8」
 憂鬱で渋いブラームスも好きになってきてる・・・。2楽章は特に印象に残った。
・ピアソラ「リベルタンゴ」(アンコール)

そうそう、アクエリアスの由来は、メンバーが3名とも水瓶座だからだそうです。(血液型も同じとは!)Violinistの衣装、水商売みたいじゃなくて好感が持てました。何、見てるんだか・・・。ピアノと弦を交えたアンサンブルは、クラシックの中で一番好きなジャンルのようだ。

04/09/11(土)
DVDの故障?
久しぶりにDVDを見ようとしたら、映像が明るくなったり、暗くなったりで、鑑賞に堪えない。どうも故障っぽい。
いろいろ調べていたら、これはマクロビジョンというコピープロテクトの仕業のようだ。自室の貧弱なテレビは映像入力端子が1つしかないので、やむなくDVDの映像はビデオデッキ経由で見ていたのだけど、この接続方法はNGなんですね。
ビデオを見る時と、DVDを見る時、わざわざラックの奥にもぐりこんで配線をやり直す気力は起きず、せっかくDVD再生機能付きのステレオにしたのに、役に立たないなぁ。とほほ・・・。今まで、ほとんど使用していなかったとは言え、この現象に遭遇しなかったのは、運が良かっただけか・・・。

でも、よかった。危うく、オークションの評価で「悪い。不良品を売りつけられた!」と入力するところだったので。恥、かかずに済んだ・・・。
コピーガードなら、コピーだけガードして欲しい。接続方法によって、普通の再生ができないのは、困るなぁ。

04/09/10(金)
オレオレ詐欺増殖中?
せっかくの早帰りだったのに、こんなのを読んで、時間が過ぎてしまう。こんなふうに警察から、電話かかってきたら、自分もだまされそう。
実体験!オレオレ詐欺の手口その1

しかし、オレオレ詐欺って、そもそもなんなんだ?電話を使った巧妙な詐欺は全部、オレオレ詐欺?オレオレ詐欺増殖中?
(尋常じゃない長文なので、時間のある方だけどうぞ。読んで損はないと思うけど。)
(KDDIから顧客情報漏洩?KDDI株は買わない方がいいかもね・・・。)

04/09/09(木)
名古屋スパのランチ
今のオフィスの近くにあるパスタ屋。名古屋スパ(太麺に、独特の酸味(トマト)の効いたあんかけスパ)の店。この店が、お昼時は大繁盛。美味しくなくて、値も張るけど、とにかく早く食べられるんだなぁ。(15分で片付く)
 魔のランチタイム脱出テク
さもありなん。
やっぱり、皆、多かれ、少なかれ同じようなこと、感じてるなぁ。

(どなたか名古屋スパで、美味しい店を知ってたら、教えて欲しいなぁ・・・。)
04/08/28(土)
美人百花繚乱
通勤電車で、たまに、すごい美人を見掛ける。
名古屋は、あまり美人がいない?(三大ブスの産地(誰が言い始めたんだ?「産地」は、ひどくないか?」))らしいけど、どうして、どうして・・・。
近い距離で対面になった時は、視線をそらすのに一苦労。(まぁ、そういう、いいことで始まった一日は、なぜか、ふさぎ込んで、終わるが常だけど・・・。)

そう言えば、今週の日経、最近、「美人」の言葉がたくさん使われるようになってるという記事があった。 「履歴書美人」「ことば美人」「メール美人」「笑顔美人」「しぐさ美人」「マナー美人」・・・。
イメージのいい言葉は、拡大利用されるんですね。(例:美味しい)巷では美人が増殖中。

〜〜村上春樹「スプートニクの恋人」より〜〜
美しさとはいうのは何なんだろう、どのような価値があるのだろう、すみれはいつも不思議に思う。でも誰もその答を教えてくれない。そこにはただ動かしがたい効能があるだけだ。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜

04/08/25(水)
おやつ箱
オフィスに嬉しいおやつ箱がやってきた。「オフィスグリコ」
残業体質のIT業界なので、夕方、お腹が好いた時、ヤクルトのおばさんがケーキやたこ焼きを売りに来てくれんかな?と常々思ってたけど、このお菓子ボックスの方が、ビジネスモデルとしては、はるかに優秀。

1.同じような冷蔵庫を、何台も入れるスペースはオフィスにない。→ 先行者利益を独り占め。
2.治安のいいオフィス → 本格的な自販機と違って、ふつうの冷蔵庫に毛の生えた程度の冷蔵庫でOK。
3.人件費↓ → ヤクルトのおばさんと違って、商品の補充は1週間に1回。単純に考えて1/5でしょう。

夕方、コンビニへ残業食を買いに走るのは、かなりおっくう。手近なところで、おやつが手に入るのは、なんて便利なんだ!
きっと、グリコの社長は、日本中のオフィスが新規出店の候補地で見えてるはず。値引きの厳しいスーパーやコンビニとは別の新しい販路を手に入れたわけだ。どうして、今まで無かったの?と思う、うまい商売。

オフィス内で、自由に食品を販売できるヤクルトの既得権も、なかなかだと思っていたけど、グリコの方が一枚上手と見た。ということで、グリコの株は買いかな?競合の参入までに、どれだけ冷蔵庫を置けるかが鍵。
(ITを駆使した難しい方法よりも、こういう原始的なアイディア勝負、大好き。大人だっておやつを食べたい!いい年した男が、わざわざコンビニにアイスを買いにゆくのは、かなり絵にならないからね〜。)

URL
オフィスグリコ
江崎グリコ株価

04/08/13(金)
マリンバとわらび
昼休み、マリンバポニーズの楽しい演奏がテレビで流れる。
ここで、演奏の様子見れるけど、ほとんどプリマドンナの松本真奈ちゃん(4才)すごいねぇ〜。(ラ・クンパルシータの一番左の彼女かな?)ファンになってしまいました。お勧め映像は、剣の舞かな?(身長の半分くらいありそうなシンバルを、必死に叩く姿が、いとおしいですね。笑える・・・。)

夜は、あまりに季節はずれの「わらび」を頂きました。空耳家の定番は、卵とじと、お味噌汁。
定年後、親父殿の野山徘徊の成果は目覚しく、この真夏にわらびが採れる自生地を発見したとのこと。もともと5月連休の頃のものだった「わらび」は、今では3月から8月まで、楽しめるようになりました。
空耳家秘伝「わらび自生地図」は、門外不出で公開できません。悪しからず。

04/08/12(木)
調の色
ここの無料楽譜で、モーツァルトの「すみれ」を見つけた。 Score Grapher View のフリーソフトを使って印刷すると、かなり良好。それで、ここ数日、この大好きな佳曲の伴奏を、毎日さらっているのだけど、「すみれ」にはト長調がよく似合う。
#系の調は、くっきり、鮮やかな色。硬質感、すがすがしさ、清楚といったイメージ、その中でもソ(個人的に青色)の音で始まるト長調は、青の調なのだ。
楽譜を見るまで「すみれ」がト長調だったは知らなかったけれど、モーツァルトの感覚と、自分の感覚が一致したのが嬉しい。
同じく手に入れた「恋とはどんなものかしら」(フィガロの結婚のとても有名なアリア)は♭2つの変ロ長調。これも、この調性がぴったりだと思う。♭系の調は、パステルカラー、やわらかさ、あこがれ、といったイメージがしっくりくる。♭1つのヘ長調は、やわらかいイメージが強いけれど、シ♭(個人的に紫)の音で始まる変ロ長調は、ヘ長調のやわらかさに、青系の気品、微妙な緊張感をを混ぜ合わせた、お気に入りの調なのだ。

あと、比較的イメージが湧きやすいのは、ニ長調。これは金色。ぴかぴか、まばゆく輝く王宮のイメージ。代表曲はモーツァルトのピアノ協奏曲「戴冠式」、ハイドンのソナタニ長調(ホーボーケン37)かな。K576のソナタも、ニ長調だ。予想では、例えば、ヘンデルの王宮の花火の音楽も、ニ長調のような・・・。

ということで、すみれを、高音が出ないから1音下げてヘ長調で歌うのは、NG。すみれは青じゃないと。クリーム色(ファの音)だと、清楚なすみれの雰囲気が失われる。
平均律では、すべての調は、平行移動してるだけなのに、どうしてこんなふうに感じるのだろう?
基本のハ長調、ドレミファソラシの、それぞれの音に不思議と色のイメージが結びついているのだけど、どうして、そうなのか、まるでわからない。
(サウンド・オブ・ミュージックの影響、レはレモンのレ、ソは青い空〜)

短調については、そういう感覚は、ないのに・・・。はやり自分は長調が好きなんだろう。
光の三原色を混ぜ合わせると白になるけれど、すべての調を混ぜ合わせると、ハ長調になるかもしれない?

04/08/08(日)
パリ左岸のピアノ工房
 続き
結局、あっという間に読んでしまった。この本、古今東西のいろんなピアノが出てくる。
スタインウェイは確かに別格。高音域の澄んだ鮮やかな音色のベヒシュタイン、ピアノの貴族ベーゼンドルファー、ヤマハも非常に評価が高い。フランスの音楽学校のピアノは、遠からず、プレイエルやエラールから、スタインウェイとヤマハに置き換わるだろうという記述は目を引く。イバッハがピアノのロールスロイスなら、手作りの幻のピアノ、ファツィオーリはポルシェ?
プレイエル、エラールの全盛は1920年代で、現在のモデルは当時の製品には及ばない。中古の再生品の方が値が張るとは・・・。ピアノは長持ちするとはいえ、バイオリンのようにはいかない。今の時代は、全盛のプレイエル音を聴ける最後の時代ということ。
ピアノに関する印象的な話がもりだくさん。(演奏の技術論ではなくて、ピアノ周辺の世界の)
演奏会の度にピアノを破壊したリストの話。
機械的に完全に整った調律では人間の耳には、音がずれて聞こえてしまうこと(高い音はより高く、低い音はより低くしないと、人間の耳には正しく聞こえない・・・)。
絶対音感の話(440MHzから、ずれた調律では、聞くときに違和感を感じてしまう・・・。)
ピアノの揺り籠から墓場まで(ピアノの材料になる最高級の木材は、何百年も前から、代々大切に受け継がれ育てられる・・・)
ピアノ好きの人、必読の書だと思う。

参考URL
アマゾン:パリ左岸のピアノ工房
新潮社クレストブックスの紹介
04/08/02(月)
パリ左岸のピアノ工房
を読んでるけど、とても面白い。止まらない。電車の中の貴重な勉強時間は、読書タイムと化してしまった。著者がシュティングルのベビー・グランドと出会うくだりはこんな感じ。
〜〜〜本文より〜〜〜
そのかわいらしいサイズや美しい細部を見ているうちに、わたしの頭に1つの言葉が浮かんだ。初めは否定してみたが、それでもしつこく頭から消えなかったのは<けなげ>という言葉だった。実際、このピアノは<けなげ>に、楽器のシンデレラみたいに見えた。意地悪な姉たちによってあらゆる権利を奪われていた負け犬が、最後には大きな勝利を得るというイメージが頭のなかをぐるぐるまわった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
話の舞台となるピアノ工房では、古今東西のいろんなピアノが登場する。笑ってしまうのはアジアのどこかのピアノ「ドンベイ」(一応ドンベエではない・・・。ヤマハ、カワイの後に出てくる。韓国?中国???申し訳ないけど、ドンベイでは、なんだか雰囲気出ないような・・・。
著者自信、20年ぶりのピアノ再開という状況も、自分と近く、遠くフランスはパリで、自分と同じように、ピアノに夢中になっているアメリカ人に親近感を抱かずにはいられない。(本書は、ノンフィクションとのこと)
しばらく読書タイムが続きそう。ピアノ好きには堪えられない一品、間違い無し。

そうそう、今週の夜のFMはピアノリサイタルが続きますね。今夜のピアノ・フォルテによるモーツァルト、正直、違和感ありました。

参考URL
アマゾン:パリ左岸のピアノ工房

04/08/01(日)
すみれ
今日は、台風のおかげで、風が気持ち良く。割と過ごしやすい。
図書館で手にとったモーツァルトの伝記本、ピアノでモーツァルトに取り組むようになって、とても興味深く読める。

〜〜〜 田辺秀樹著「モーツァルト」より 〜〜〜
ゲーテの詩による傑作歌曲・・・。
野にひっそりと咲くすみれが美しい羊飼いの娘に思いを寄せ、摘み取ってもらうことを願うものの、気にもとめぬ娘に無残にも踏みつぶされ、しかも喜んで死んでゆく、という内容のバラード。モーツァルトは最後のところに「可愛そうなすみれ!それは心優しいすみれだった!」という歌詞をみずから付けくわえた。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜

最後の、エピソードは、なんだか胸が熱くなる。そう、「すみれ」と言えば、村上春樹の小説「スプートニクの恋人」の主人公も「すみれ」。モーツァルトの歌曲「すみれ」から取られた名前。ピアニスト志望だった韓国人女性と恋に落ちるという小説の内容と詩は、つながりはなさそう・・・。でも曲の起伏は、小説に反映されてるような・・・。
A.スカルラッティの「すみれ」もいい曲だ。

参考URL
スプートニクの恋人
スプートニクの恋人の冒頭
すみれは春の香り(今、真夏だけど・・・)(打ち込みMIDIですが・・・)

04/07/24(土)
調律師の恋
を読んだ。ビルマの山中、奥深く、サルウィーン川の川辺、メールウィンの砦で奏でられるバッハの平均律。原住民の子供たちは、ピアノのことを歌う象と呼ぶ。それにしても200Km?もの道のりを、山越え、谷越え、6人でピアノを担いでゆくなんて、果たして可能なのだろうか?象が運ぶピアノ、筏で川を下るピアノ、稲妻に浮かびあがる川を流れ行くピアノ。ビルマの色彩鮮やかな風物にピアノが映える。絵になる。
途中、少しだれる感じだったけど、ラストの急展開は、目が離せず、一気だった。映画化されないかな?

〜〜〜 本書より 〜〜〜
フーガ
イタリア語fugaをフランス語化したfugueに由来し、字義は「逃走」。・・・
1.多声音楽の一形式。1つまたは複数の主題に基づく旋律が、対位法の音程規則によって組み合わせれ、さまざまな対位法技巧を用いて適宜導入される。
2.(精神医学用語)自己本位のあり方から逃げること・・・・。
オックスフォード英語大辞典第二版(1989年)

他人が奏でる美しさのために秩序を整えるのが人生・・・。
〜〜〜 引用ここまで 〜〜〜

参考URL
読売BookStand書評
ある方の書評

04/07/22(木)
雑貨屋
かならず、どこかにあると思っていた。こういう店。
音楽雑貨の店セレナード

04/07/17(土)
ほたる
今年も蛍を見逃したことに気がついた。
毎年そうなのだ。梅雨に入る前くらいまでは、今年こそは!と思っているのだ。でも、夏本番を迎えて、見逃したことに気付く。今年は、川上弘美のエッセイ集「あるようなないような」で紹介されていた次の句を見掛けて気づいた。

・たましひのたとへば秋のほたる哉  飯田蛇笏

・じゃんけんで負けて蛍に生まれたの  池田澄子

川上弘美、なんだか波長が合うのだ。(この雑記も、我ながら川上弘美の影響大・・・。)芥川賞の「蛇を踏む」は、ちょっと?だったけど「先生の鞄」やエッセイは、このところ大のお気に入り。のほほん、のんびりした、穏やかな雰囲気。それでいて歯切れ良く、言い回しに不思議なリズム、勢いがある。

〜〜〜 「あるようなないような」より 〜〜〜
たましひたましひ、とわたしはとなえる。たましひのたとえばあきのほたるかな。たましひのたとえばあきのほたるかな。たましひのたとえばあきのほたるかな。
何回でもとなえているうちに、句の持つ意味ははるかなものになり、音やかたちのつらなりだけが、となえる舌の上に残るようなこころもちになる。
〜〜〜 引用ここまで 〜〜〜

あと蛍で思い出すのは、昔、読んだ「蛍川」(宮本 輝著)で、何十万の蛍の大群が乱舞する印象的な場面。
北の国からの蛍ちゃんも好き。すみません、まるで脈絡のない話で。

04/07/12〜13
(土日)
東京紀行その3
・渋谷のピアノ
渋谷のヤマハ
午後のピアノの会に備えて、午前中、渋谷のヤマハでピアノをレンタルした。午前中は30%OFFで、\1,000/1hour。 日曜午前の予約は、土曜の18:00〜20:00に申し込むという、腑に落ちない仕組みだけど、どうも日曜日の午前は、予約なしで当日行っても、大丈夫みたい。

渋谷ステュディオ
ピアノの会で、スタインウェイとベヒシュタインの2台を触わる。参加された皆さんの感想と同じくベヒシュタインが、ぐっと弾きやすい。スタインウェイの、堅い跳ね返されるようなタッチ。太く、密度の高い、固い音が印象的。いろんな方の演奏を聞いて、歓談して、楽しい会でした。
今回、3曲弾いて
・モーツァルトK309第1楽章・・・前半はまずまずも、後半、一度間違ってから、集中力が途切れて×。堅いスタインウェイでは、軽快なトリルが、とても難しく感じる。
・同K331第1楽章・・・最終変奏が、相変わらず××。
・ラモー「エジプト人」・・・細かいミスはいくつもあったけど、かろうじて止まらずに弾けた。
ラモーがそれなりにうまくいったのは、1時間余のリコーダー合奏練習の緊張、ブルグミュラー「やさしい花」連弾の緊張、K309での緊張で、緊張慣れというか、緊張疲れで、緊張が失せたせい?

補足〜トロピカル仕様〜
ユーロピアノ社で聞いたピアノのトロピカル仕様、気になって調べたら、出てきた。
ここの一番下

東京紀行おわり

04/07/12〜13
(土日)
東京紀行その2
・遊佐
・ホテル
遊佐未森ライブ
ファンクラブ(空耳倶楽部)限定のライブを楽しんだ。いつもながらに固くこわばった心を解きほぐす歌声。ピアノ&ギターのシンプルな弾き語りスタイル。最近、ちょっと惰性の感も・・・。
度々、「空耳倶楽部の皆さん〜」と呼びかけられると、違和感がある。「空耳太郎」遊佐好きからとった名前とはいい、安易すぎた・・・。

ホテル
京王プレッソイン池袋。この5月にオープンした真新しいホテル。駅から近い。朝食付き。きれいな室内、設備。静かな空調。大きめ&固めのベッド。\7,700-は許せる。ここ2,3年出張で使った幾つかのホテルの中で、一番満足。
ホテルは新しさを旨とすべし。

04/07/12〜13
(土日)
東京紀行その1
・ユーロピアノ社
 ショールーム
豪雨で新幹線が止まる中、週末、東京に行って来た。いろんなピアノを弾いた。
まず、ユーロピアノ社ショールーム
新宿から京王線で15分くらいの千歳烏山から徒歩10分弱。休日の午後にもかかわらず、店内はひっそり。店員さんにずっと、付き添われて、なんだか、落ちつかないけど、ベヒシュタイン、プレイエル、ザウター、ホフマンのピアノを弾いてみる。
多治見のアートスペースホリエではアップライトだったが、こちらはすべて、グランドだ。
各社のアップライトで感じたタッチ、音色の個性はグランドでも、ほぼ同じ。プレイエルは明るく甘い。透明で澄んだベヒシュタイン、ザウターは深い。
前回、多治見では、アップライトプレイエルの鳴りの悪さが気になったけど、今回、弾いたグランドのプレイエルは、そういう不満も無く、明るい音色にも落着きが感じられて◎。隣のアップライトのプレイエルは、輝き、きらめきが強調され過ぎてると感じた。
次点は、素直に素朴な音色で弾きやすく感じたホフマン。(ベヒシュタインの廉価版とのことだけど、かなりよかったぞ。)
耳より情報としては、各社の日本向けのピアノは、トロピカル(熱帯雨林)仕様とのことで、湿気に、そんなに過敏になる必要はない、という店員さんの話。へえ〜。新ピアノが、少し現実に近づいた感じ。
大陸仕様とトロピカル仕様の音色、作りの違いとか、頭をかすめつつ、質問しなかったのは失敗。ヨーロッパから直輸入して安く手に入れようとか、せこいことは考えないほうがいいかも?
ピアノダービー、ベヒシュタインがやや後退して、プレイエルが再びトップを奪回。ホフマンも急進。(笑)

04/07/03(土)
KABAのライブ アコースティックサウンドの心地良い世界でした。
切れ味鮮やかなギターに乗って、ライブハウスに美しいボーカルの歌声が広がる。 何よりサビの部分でハモリが実に見事。暑い一日だったけど、素朴、涼しげなハーモニーは一服の清涼剤の趣。(短調の曲が多いのだ。寒色系)
ライブハウスと言うと、ちょっと不快?なドラムやベースの大音響、という先入観があったのだけど、その先入観は×。ボーカルにギター2本、たまにリコーダーというシンプルな構成で、シンプルなだけに、きれいな歌声が、よけい映えるのかな?
お話を聞いていると、KABAサウンドのバックグラウンドは、ザバダックに加え、遊佐未森、谷山浩子なども、とのこと。正真正銘、ザバダックの血をひくアコースティックバンドだ。

ここの左フレームの下で試聴できます。(ザバダックのモチーフが随所に散りばめられてますね・・・)
KABA'S HOUSE

この夜、聴けた「時の螺旋」「祈りの夜」、名曲だと思う。
CDもいいけど、生の歌声、演奏が、本当の音楽だと思う。精力的にライブ活動をやられているので、また行こうっと。楽しみがまた1つ増えた。

04/07/01(木)
成長ホルモン どうせ、ピアノを練習するなら。上手になりたい。
短い練習時間で、楽して、効果的にピアノが上達する方法はないものか?今回、目をつけたのは、伸び盛りの子供の頃には、たくさんあって、その後、少なくなるばかりの魔法のホルモン。「成長ホルモン」
医学的には、
・筋肉をつける
・肌の張りを保つ
など、いろいろな効果がありそうだけど、本やネットで情報を漁った感じでは、このホルモンが人の記憶、学習に、様々に関与しているのは、間違いなさそう。
もちろんピアノは、単純に大きな力を発揮すればいいスポーツと違うわけで、筋肉がついたから、うまく弾けるというものじゃない。いろんな細かな筋肉、神経が微妙に調和して動いてくれて、はじめて心に訴える音楽になるのだから・・・。

しかし、ああだ、こうだ考えていもはじまらない。ただでさへ減る一方の大切な成長ホルモンを、確保するためには
・夜更かしは禁物。12時までには寝る。(12〜2時くらいが、最も分泌されそう)
・就寝前に物を食べない(空腹じゃないと、分泌量が減る)。
・就寝前に軽い運動(運動してから3時間、成長ホルモンの分泌は盛んなのだそうだ)
だ。深夜のデジピ夜更かし練習は、労多くして、得ること少なしか。

参考URL
筋肉作りと成長ホルモン
成長ホルモン欠乏症は治療できる?
美肌は夜作られる
ランニングで頭がよくなる

更に、しかし、こんな話もあるんですね。物事はそう単純じゃない?
成長ホルモンとモーツァルト
(ここのエッセイ、おもしろいですね・・・)
美肌を求める女性の皆様、ゆめゆめ夜更かし、されませぬように・・・。

04/06/27(日)
資格をとろう この秋の情報処理の試験で、難しめの(合格率6〜7%?)資格に挑戦しよう。
目指すは「プロジェクトマネージャ」(システム開発を統括するスキルを測る上位資格)

今、仕事は、めずらしく落着いていて、転職後の6、7年間くらい中で一番、楽なんですね。夜も今は、8時くらいには帰宅してる。両親健在同居で、煩わしい家事の心配も無く、とにかく時間が工面できそう。これは、数年に一度の好機だよね!

給料をアップさせて、あわよくば転職、年収アップで、いいピアノが持てるようになるために・・・。前向きに、前向きに・・・。

04/06/26(土)
XP、もっとアレグロで! ここ数ヶ月、仕事はひたすら、プログラミング作業。仕事で使っているマシンのスペックはセレロン2.2Gのメモリー512Mだけど、遅い、遅い。Excel2003、Visulal Basic.NET 2003、いろんなところで待たされて、ストレスがたまる。遅い。遅い。
WindowsXPは、あまり使わない無駄な機能がてんこ盛りすぎる。もっと贅肉を落として、きびきび動いて欲しい。と思うのは僕だけ?
ハンドルを切ってから、数秒遅れて、曲がりだす車なんて、誰が欲しがる?WindowsXPを快適に使おうと思うと、10GHzぐらいのCPUでメモリも1Gバイトぐらい、いるんじゃないか?
Windows2000が、安定度、機能、敏捷性ではバランスがとれてると思うんだけど・・・。(発売直後に買ったWindowsXPは、のろまなところが気に入らず、結局、未使用。もったいない・・・。)
1プログラマーの切なる願い、XP、もっとアレグロで!

04/06/22(火)
キーシンのハイドン ハイドンついで。
最近のお気に入りのアルバムがキーシンによるハイドンのソナタ。ここに収められた30番イ長調と52番変ホ長調は、本当に傑作だと思う。あまり耳が良いとはいえない僕の耳にも、躍動感あふれる、ほんとうに音楽が生きてるような素晴らしさが伝わってくる。
語彙がないので、ライナーノートの言葉を借りると、

・度肝を抜かれる  ・美演 ・魅惑の極み  ・チャーミング
・表情豊か  ・光り輝く  ・ピチピチと弾む  ・想像を絶する変化や陰影
・センスのかたまり  ・敏感でデリケート  ・スマート
・絶妙の強弱法  ・音色の美しさ、言語に絶する
・ヴァラエティに富む  ・平凡なところが一ヶ所も無い
・唖然、呆然の連続  ・ノン・レガートの疾走
・感情が一気に溢れだす表情的な歌  ・軽妙さ
・堂々と突き進む  ・雄弁  ・ロマンチックスタイル  ・古典の格調
・粗さを見せない  ・効果的 ・自由自在  ・ご馳走
・才能のかたまり ・魅力的な音色  ・愛らしいテーマ
・間合いの良さ  ・陰影の深い表情  ・絢爛
・変化に富んだ  ・ユーモア  ・メランコリー
・独特の性格  ・優雅なデュエット  ・活発な
・華やか  ・優美な味わいを添える  ・深い表現に満ちた

誇張じゃなくて、ほんとうに、そうなのだ。52番は聴いていると、まるでオーケストラでシンフォニーを聴いているような錯覚を覚えますね。今まで、ハイドンって、あまりなじみがなかったけど、こんなに良かったとは・・・。

04/06/18(金)
ホーボーケン ↓の一文を読むと、やはり、ハイドンのソナタ50番が、どんな曲か気になるのが人情。手持ちのソナタ集で50番を探すけど、見つからない。
少し調べてみると、どうも、この50番はウィーン原典版での番号のようだ。ハイドンの作品番号は、Hob.(ホーボーケン番号)の方がメジャーのようなので、ホーボーケンでは、Hob.]XT-37 のソナタですね。冒頭部を弾いてみると、機知にユーモアに富んだ楽しい感じ。このソナタもなかなかいいぞ。

ちなみにグーグル先生によれば、ホーボーケンには、ハイドンの作品を整理したホーボーケンさんと、フランダースの犬の舞台になった村、ホーボーケン村の意味があるのだそうだ。

参考URL
ホーボーケン番号
ハイドン研究室

アラビア数字の、]XT=16ですね。はじめ、なんのこっちゃ?だった。自分が台湾料理屋をやるとしたら、ボーボーケンという店名がいいかな(我ながら寒すぎる)
04/06/17(木)
調律師の恋 「調律師の恋」を読み始めた。
見開きの一文、「すべてはバッハの旋律のように静謐で、儚く、美しく、時に不条理なもの。すべては説明のつかない大きな愛」からして、なんとも魅惑的。
19世紀後半、英国の腕のたつ調律師が、伝説のエラールのピアノを調律すべく戦渦の地、ビルマに赴く物語。とりあえず、気に入ったところは、こんな感じ。

〜以下、引用 P.54より〜

自分の気持ちは「ハイドンのソナタ50番ニ長調のアレグロ・コンブリオです」と書いてあったのだ。このときの彼女は笑い出し、この人はふざけているのか、それとも若い調律師というのは こんな冗談を言いたがるものなのかと思った。〜中略〜
あとで楽譜を買って弾いてみると、調律されたばかりのピアノから出てきたのは、くらくらするような期待感のある歌だった。何となく蝶々を思いついた。春になると飛ぶ蝶ではない。恋する若者の体内に宿って羽ばたき、どきどきさせる薄色の影。

〜引用終わり〜

参考URL
・エラールのピアノ
・ここの7. The Piano Tuner 調律師の恋(2002)/ Daniel Mason のところ

最近、通勤電車と昼休みは読書家に。この雑感メモ、しばらく読書雑記になりそう。リヒテルの平均律も入手

04/06/13(日)
武士道 久しぶりに映画を観た。もう、とっくに公開は終わった「ラストサムライ」。
西郷隆盛の西南戦争がモデルなんだろうな・・・。役者(トム・クルーズ、渡辺謙、真田広之、小雪)良し、緩急あるテンポ運び良し(=ピアノの演奏に通じるものあり)。なかなかの佳作。
勝ち目の無い戦いを前にして、諦念漂う武士道のサムライと、アメリカ流 Never give up(最後の最後まで、最善を尽くす)のトム・クルーズの対比が印象的。
だけど、どちらも、いかに美しく生きるか?人生に対するスタイルという点では、同じなのだ、と一人納得。
最近、どうも、生き様とか、スタイル(表面上の格好じゃなくて、人生に対する姿勢という意味での)とか、頭に上ってくる (年を取ったなぁと思う。表面上の美しさを追求できる女性ではなく、男として、生まれてきたからかな?)のだが、美しいスタイルを堪能できた、いい映画。

剣術、武術に黙々と励む侍(武士道)と、ハノンやチェルニーの練習をコツコツ積み重ねる姿勢(ピアノ道とでも言っておこうか・・・)は、重なる物があるなぁ。

(節約生活に余念の無いお袋殿が、文化会館の無料の催しを、目ざとくチェックしてくれたおかげでした。)

04/06/13(日)
フラワー・レメディ 発掘あるある大辞典で紹介していた、気持ちを鎮める効果のあるフラワー・レメディという薬、ロンドンで大人気のようだけど効果の程は如何に?テレビの映像を見る限り、かなり効果ありそうだけど・・・。たった2滴でいいの?鬱病の薬に近いのかな?ストレスのたまる仕事のあと、緊張する人前でのピアノ演奏の前に、試してみる???
直接、薬に頼るのは、なんだか邪道のような・・・。(←古い人間だ)
そうそう、近い将来、ショパンコンクールで、ドーピング検査をやる時代が来るような・・・。(笑)

04/06/06(日)
ボトルネック 数年前、かなり話題になっていたビジネス書、「The Goal」を遅ればせながら読んだ。面白い。500ページもあるのに一気読み。製造業、生産現場に携わる者は必読の書だと思う。
限られたリソース(資源)を使って、いかに金を稼ぎだすか?(=パフォーマンスを発揮するか?)答えはコスト削減(節約)じゃないんですね。
本書の要旨でもあるTOC(Theory of Constraints)=「制約条件の理論」で出てくる「ボトルネック」は仕事中(システム開発)、たびたび登場するのだけど、改めて、小説の形で読むと、きわめて説得力がある。工場勤めの頃を思い出す・・・。

さて、発展編。制約条件は、ビジネス以外の場面にあてはまる?
例えば、ピアノのチェルニー。なるべく短い期間(納期)で、練習曲(製品)を消化(出荷)したい。
1.まずボトルネック(=技術的に追いついていない箇所)を早く、探す。見極める。
2.ボトルネックを潰す(=弾けない箇所を練習して克服)
まぁ、当り前のことと言えば、当り前のことですね・・・。

勝手にキーワード(個人的な内容ですみません)
 ・スループット、在庫、経費
 ・部分最適化<全体最適化
 ・If...Then...

続編も読んでしまうだろうな・・・。
04/06/05(土)
吸血鬼 再び歯医者。帰って、ふと鏡を見て、驚いた。唇の両端に血がついて、うゎ〜、まるで吸血鬼。服にも血痕が!
口の奥を、ひっかっきまわされるは、虫歯の治療以上に、辛い・・・。これからは昼休みも、歯磨きするべし。

歯医者の教訓
その1。歯医者には、赤い服を着て行くべし。
その2。寄り道をせずに、帰るべし。




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