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〜 近況・雑感・徒然 〜

とりとめもなく、感じたこと、などなど。興味のおもむくままに・・・。
   

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04/12/31(金)
遊佐未森ミニライブ がラジオから流れてくる。掃除中で、危うく聞き逃すところだった。危ない、危ない。しばし聴き入る。
いつもながらに和やかで、おっとりした語り口、歌声。ソラミミ倶楽部会員の僕としては、これは願ってもない嬉しいプレゼントでした。アナウンサーの「あなたの大切なものは?」の問いに
・遊佐さん「調和」
・西海氏(Guitar)「自分」
・楠氏(Percussion)「共有」

終日雪が降り続いた寒い大晦日だったけど、ほっと寛ぎの一時でした。
オンエアされたNHK第1のラジオを聴くのは、自分の両親の世代ぐらいだと思うんだけど、遊佐さん、いろんな世代から支持されてる不思議なアーティストですね。昨年末もNHKに出られてて、年末恒例になってきてる?春に巡ってくる桃節句茶会のライブも楽しみなのだ。

in NHKラジオ第一放送 くつろぎミニライブ 17:00〜
・月がとっても碧いから ・小さな喫茶店 ・川 ・Diary (頭、聞き逃した・・・)

あと数時間で新年。よいお年をお迎えください。

04/12/30(木)
仕事納め 晦日にして、ようやく仕事納め。
ガラガラの駐輪場でやる気を失い、ガラガラの通勤電車でやる気を失い、閑散としたオフィス街でやる気を失い、コーヒー飲んで、かろうじて、ねじを巻いて、無事、終了。(正月も休み無しの方々には申し訳ないですね・・・)
仕事が終わると、ようやく正月が来るんだなぁという気分になるけど、明日はもう大晦日ではないか・・・。

一応、趣味について、2004年を振り返ると
 ・いろんなピアノを弾いたこと
 ・木製リコーダーに目覚めた
 ・チェルニー、けっこう進んだ
 ・リサイタルやライブハウスで、いろんな音楽を楽しんだ
 ・バレエ鑑賞楽しそうだ
 ・名園鑑賞も楽しそうだ
と楽しそうなことが、いろいろ増えてる。ピアノを通じていろんな方と出会うことができたこと、なんとかこのホームページを続けられたことの相乗効果かな?
明日からの休み、別段予定も無く冬ごもり。ピアノもたくさん練習できそうで、楽しみです。
この1年、このページを見に来て、応援して頂いた皆様、感謝です。
それでは、よいお年を!

04/12/26(日)
蝉しぐれから
ブラームスの誘惑へ
藤沢周平「蝉しぐれ」
蝉にふさわしくない季節だけど、読みました。
少し前、ドラマでやってたのを細切れで見てて、気になってました。ドラマに出てた水野真紀はけっこう好きな女優さんです。 いい話でした。最後の逢瀬のシーン、胸に迫るものがある。やさしそうな中に一点芯を宿したヒロイン、お福さん、いいですね。

これを書きつつ、「蝉しぐれ」の紹介のサイトを見てると、バイオリニスト大田惠資(おおた・けいすけ)さんの名前に目が止まる。
大田さんは僕のお気に入りザバダックに連なるアーティスト。昔ザバダックのライブで大田惠資さん奏でるバイオリン、好きでした。
その大田さんがこのドラマでホーミー(モンゴルの不思議な歌唱法・一人二重唱)を歌っていたとのこと。思わぬところで懐かしいアーティストの名前が出てくると嬉しい。
それでもう少し調べていたら、大田さん出演のブラームスのピアノトリオのライブを見つけました。ライブハウスでのブラームス、ピアノ三重奏曲、誘惑です。平日の東京なので、名古屋からは辛いなぁ。
相方のピアニスト黒田京子さんは、もうすぐ隣町で公演があるので、早速、チケットを入手。
という感じで、また楽しみが増えたのでした。

04/12/23(木)
京都へ ぶらっと行ってきた。
少しお金はかかるけど、のぞみ号、早いです。名古屋から35分。なんだか隣町の感覚。
お昼に出掛けて、東福寺、東寺、悪名高い京都タワーに上り(高い所に行きたがる山男の悲しいさが・・・)、ライブハウスで締めて、帰宅。紅葉シーズンが終わった京都の街は、観光客もまばらで静かでした。

東福寺の方丈庭園、とても気に入りました。陽だまりにくつろぎ、静かな苔の山を見ていると、不思議と心が落着くんですね。(12/25追記:タクシー運ちゃん談では、東福寺は紅葉シーズン以外は、空いてるとのこと。JRの駅からも近くて、お勧めスポットです。)

東寺、五重の塔、京都はほぼ初心者なので、行ってしまいました。なだらかで優美な曲線の屋根が、五つ重なるのは、心地良いです。リズムすら感じます。

京都タワー、行くべきじゃなかった。ゴジラの雄叫びと、昭和30年代?のわらべ歌が煩い。ゲームセンターじゃないんだから・・・。京都の汚点だと思った。どうしても、という方は、最上階から1階、階段を下りて街を眺めるのがよいかと・・・。

ライブ(in陰陽(ネガポジ))。お目当ては少し前に知った「コトリ木」。4バンド出演で、とりだったので、最終新幹線の都合上、泣く泣く途中退席。
でも、ほのぼのとした暖かい歌声、とてもよかった。また聴きに行きたい。お気に入りになりました。

東山の空に昇った月、家に着く頃には、頭上に輝いておりました。

  東福寺

  東寺

04/12/21(火)
少し発見 そうそう、先日紹介したNHKスタジオパークの裏話を読んでいて、少し発見。
今レッスン中の幻想即興曲、ショパン自身はこの曲が嫌いだったんですね。
ショパンは友人に、この曲を廃棄するように遺言を残したんだけど、遺言が破られたおかげで、この曲が世に残ったんだとさ・・・。

あとピアニストの舘野泉さん、志村けんに似てるという本人談が紹介されてました。本当?
(まだまだピアノ歴が浅いので、この辺りの話、常識だったら、ごめんなさい・・・。)

04/12/19(日)
「ハウルの動く城」 いい映画でした。
「年寄りのいいところは、失うものが少ないことね」
ハウルが戦いに飛び出してゆくシーンでの「僕はずっと逃げてきた。ようやく守るものができたんだ」
「心は重いものなのよ」 などなど、何気ない言葉が心に響いたりする。
勇気あるヒロインのストーリー、好きですね。「風の谷のナウシカ」に近い雰囲気を感じました。
久石譲の音楽もよい。サウンドトラックのワルツ、気に入りました。(ザバダックの名曲「五つの橋」を久石氏の手で仕立て直したような曲でした)
アルプスのお花畑を見ていると、山男の血が騒ぎました・・・。

04/12/18(土)
「とまり木」と言えば 村上春樹著「ダンス・ダンス・ダンス」より〜〜〜
彼女は僕の肩に頭を載せた。
とてもいい匂いがした。
白いブラウスにはきちんとアイロンがかかっていた。
5分ほどそんな風にしていた。
僕はじっと彼女の肩を抱き、彼女は僕の肩に頭を載せて目を閉じてまるで眠っているみたいに静かに呼吸をしていた。
雪が街の音を吸い込みながらいつまでもいつまでも降り続いていた。
音というものがまるで聞こえなかった。
彼女は疲れていて、何処かで休みたかったのだろう、と僕は思った。僕はとまり木みたいなものなのだ。
〜〜〜〜〜〜

本を読んでいると、何気ない言葉にハッとすることがある。「とまり木」気に入りました。
「道しるべ」という言葉も好きですが、「とまり木」もなかなかです。でしゃばることなく、ささやかに何かの役に立ってるところがいい。

「とまり木」と言えば、少し前に出会った「コトリ木」。僕のお気に入り遊佐未森さん色が漂ってます。普通のポップスだけど、わりと好きですね。こういう素直なの。自分が大阪人なら、多分、ライブ行きそう。お勧めは「遥かなるメロディー」素直で伸びやかなメロディーライン、いいです。プレイヤーズ王国でもいろいろ聴けますね。

それで、もう一つ「とまり木」と言えば、「やどり木」。海の向こうの本場のクリスマスでは、「やどり木」の下では、誰にでもキスをしていい。そしてその男女は結ばれる、という不可思議な風習があるんですね。かなり最近まで知らなかった。
僕が政治家だったら、少子化対策?として「やどり木」設置法案を提案するかもしれません。

04/12/16(木)
アイス最中の至福 ずっと冬らしくない暖かな日が続いていた名古屋も、随分、冷えてきた。この分だと、明日からはコートかな?
寒いけれど、アイスの話。
最近、休憩時間のお気に入りは、井村屋「たい焼アイス」です。美味しいです。疲れが吹き飛びます。
もともと、あんまん、あんドーナツ、あん餅、おはぎ・・・。あんこ系の食べ物は何でも大好きでした。
& 井村屋のあんこも大好き。寒い冬、あんまんも、いろいろ食しますが、井村屋のあんが一番なんですね。
ただ甘いだけではなく深い。芯が通った甘さなんです。(弾き心地のよいピアノのタッチに通じるものあり)
その井村屋のあんのアイスモナカ。嬉しいです。
オフィスグリコの冷蔵庫の中の「たい焼アイス」全部に「そらみみ」と名前を書いておきたい気分。
そして特筆すべきは、最中とアイスの間にチョコがコーティングされている点。まさに「あずき、チョコ、バニラアイス、最中の四位一体の快感」です。(箱入りはチョココーディングが無いとの情報あります)
100円で至福。安上がりだな・・・。
井村屋さんのホームページから頂きました。1個あたり261kカロリーという、ハイパワーぶりも、まさにアイスの王者の風格です。
今日はこの「たい焼アイス」のおかげで、元気が出たせいか、C級グルメの話をずらずら書いてしまいました。
下らない話、読んで頂いて、ありがとうございました。

04/12/12(日)
美しい響き ここで聴いたリコーダーアンサンブルの音色、とてもよかった。心が洗われます。

「オンブラマイフ」「羊は安らかに草を食む」「やぎさん郵便」 どれも本当に素晴らしいです。オンブラマイフで、これほど感激したのは、キャスリーンバトルの歌以来です。1本のさくらの木から作られた兄弟リコーダーだからかな?音色が見事に溶けてます。

バルネロ・ムジーク・コンソートのホームページはこちらから。

04/12/11(土)
修羅場度 今週は、そこそこハードな一週間でした。今、携わっている遅れに遅れていたプロジェクトも、もうこれ以上の遅れは許されない、ぎりぎりのところにきてる。
まわりでは「まだ生きてる?」という挨拶が普通に交わされ、深夜作業の友、オフィスグリコも絶好調。
自分のブロックは、まだ、それほどでもないけれど、それでもコンスタントに3時間は残業。帰宅は23時前くらいの生活。ただ、今回はあまり責任のないポジションなので、精神的には楽ですね。勝手に修羅場指数を定義しました。修羅場度3、4ぐらい?自分の最高記録は修羅場度8、9ぐらいかな?

・修羅場度5・・・少し危ない雰囲気、コンスタントに残業。でも、終電まではいかない。
・修羅場度6・・・危険。終電もぼちぼち。休日も少し出たりする。
・修羅場度7・・・かなり危ない状態。毎日終電。終電諦めて、タクシー帰りも。
・修羅場度8・・・精神的に追い詰められる。終電帰宅後も家で作業。睡眠時間3、4時間続く。泊り込みも。
・修羅場度9・・・連日泊り込み。お客さんの顔を思い浮かべるだけで、膝がガクガク震え出す恐ろしい状態。
・修羅場度10・・・胃に穴があく。精神を病んで、病院へ?

(すみません。重い話で。相当追い詰められた状態で、集中力を失わず、ふつうに明るく振舞えること、リーダーの条件だと思う。そうなりたい。)

04/12/09(木)
ヴァイオリン版
 大正琴
ヴィオリラ
ヤマハに勝算ありや?
10万円という価格設定はどうなんだろう?
10万出せば、木製リコーダーも、いいのが手に入る。電子ピアノだって。
どうせ弦楽器をやるなら、真正面から、バイオリンをやりたいです。

(12//11追記)
新しい楽器には、トラディショナルなことの安心感がないんです。一つの楽器を習得するのにな、膨大な時間がかかるわけで、海のものとも山のものとも分からない新しい楽器に、大切な時間を注ぎ込む気分には、なれないなぁ・・・。
04/12/05(日)
黄金を抱いて翔べ シューベルトの即興曲Op90-4、大好きな曲。
この曲のこの部分、ここ♪を弾く時、いつも頭をよぎる光景が「黄金を抱いて翔ぶ」様子。
黄金を抱いて突っ走る。疾走。
それで、この曲のレッスンを受けて以来、ずっと気になっていた高村薫著「黄金を抱いて翔べ」をようやく読んだ。
師走の大阪を世紀の大泥棒が金塊を強奪する話。アウトローの主人公に、けっこう共感。念のため、本書にはピアノのピの字も出てきません。黄金とシューベルトを結びつけたのは、僕の勝手な想像です。
(以下、本文はネタばれですね・・・。)

高村薫著「黄金を抱いて翔べ」より〜〜
おじけつく段階はとうの昔に過ぎていた。ここまできたら、後は突っ走るだけだった。「最後の最後まで細心の注意を」というのが嘘っぱちだということは、経験で分かっていた。ロボットならいざ知らず、人間のやることは、勢いがついて初めて成功する。もはや細心の注意より、最大限の勇気と決断が必要な段階だった。

「ただ、やたらにきれいなものだと、と思った。実にきれいだ・・・。闇が輝き出したかと思うほどの輝きだった。黄金という色は、他に比べるものがないから黄金なのだろう。濃密で厚みがあり、無数の微小な屈折の集まった、光の中の光だ。」

04/12/04(土)
上達の法則 つまりだ、ピアノが上達するといいのに!と思うのは、結局はこういうことなんだと思う。

岡本浩一著「上達の法則(効率のよい努力を科学する)」より〜〜
仕事以外のいわゆる趣味の領域で秀でた人が結構いるものである。(中略)
仕事も立派にこなし、それに加えてこのような上達の場を持っている人は、いざ仕事の負荷が急に重くなっても、こなしていけそうな余裕を感じさせる。上達をどこかで経験しているということが、仕事への落着いた自信にも反映している場合がある。このような人達の人柄には独特の安定感がある。複線型行き方の副産物とでもいえようか。
このような人達は、仕事以外にも、何ヶ月間、あるいは、何年間かにわたって自分の成長をはかり、自分の力量をみつめ、自分の生活のなかに、鍛錬の努力や時間を調和させていくことを楽しみとして知っている。それは、仕事に向けるのとは別種の情熱である。
 他から別に強制もされないのに、自発的な意志でこのような情熱の燃やし方を知っている人は、一段高い自発性と、上達した自信から来るおだやかな楽観性を身につけている。それが潤いとなって、人柄から香るのである。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ピアノでも、テニスでも、英会話でも、限られた時間で効率的に技能を向上させるためには、どうしたらいいのか?上達に至るプロセスとは?などなど、いろんなヒントが散りばめられた本でした。上を向いて歩きませんか?

04/12/02(木)
流行語大賞「××ソナ」 2004年も師走に入り、流行語大賞が発表されました。
音楽関係?でのトップテン入りは「冬ソナ」だけ。
個人的に、今年の流行語大賞は「モーソナ」=モーツァルトのソナタです。
今年、一番長い時間、練習したのはモーツァルトのソナタK309、K311。とても楽しかった。
ピアノ仲間のどなたかが「モーソナ」と言い出して、けっこうモーソナ・ブームかと思いきや、Google先生の辞書では、わずか4件(yahoo、gooに至っては0件)のみ。
「冬ソナ」の22万8千件に比べると、あまりに弱小な流行語でした。
皆さんの今年の流行語は??

04/12/01(水)
パレートの法則 マーケティングやら、経済的な事象を説明する際に、よく引き合いに出されるパレートの法則(80対20の法則)
・売上の8割は2割の顧客がもたらす
・利益の8割は2割の社員が生み出す
・ホームページのアクセス数の8割は2割の常連さんによってもたらされる
・不良品の8割は2割の原因によって発生する
などなど・・・。

ピアノなどの芸事にあてはめると
・8割の完成度にするのに2週間かかったら、残り2割に8週間かかる

少し発展
・完璧主義なら1曲しか仕上がらないけど、80点狙いなら5曲、楽しめる?(ん〜。志が低い)

80対20の法則
・「投入と産出、原因と結果、努力と報酬の間には、必ず不均衡が生じ、その割合はおおよそ80対20となる」
・「大切なものは僅かしかない」

04/11/28(日)
街角 街角に彼の靴が響けば
暗闇は逃げ出すよ
夕空に彼が指を鳴らせば
ガス灯が目を覚ます

凍えてた足も弾むメロディー
窓辺からこぼれるよ
暖かい彼の後を歩けば
ステップを思い出す

いつも同んなじで色褪せる日々
男達の切ない足取りにも
灯(あかり)をつけてあげて
灯をつけてあげて

町中に彼が明かりをともせば
人々は集まるよ
星空に彼が指を鳴らせば
溜息が歌になる

いつも届かない初めての恋
娘達の苦しい胸の奥に
灯をつけてあげて
灯をつけてあげて

いつも追いかけて見上げる空
子供達の果てない希望(あこがれ)にも
灯をつけてあげて
灯をつけてあげて

〜〜作詞 工藤順子 遊佐未森「ハルモニオデオン」より〜〜

ライブに行く楽しみの一つは、忘れていたり通り過ぎてしまった歌に再会すること。昔は心に残らなかった歌が、不思議と胸に響いたりする。「あかりをつけてあげて〜」のフレーズがいいんだなぁ。
ここで歌われている点灯夫という仕事、失われてしまった職業だけど、夢がある仕事だと思いませんか?
今回のライブでは、この「街角」が一番に残ったのでした。
 ・ドラム・楠均(くすのき・ひとし)氏のタップダンスの軽快な足さばき。足首に結んだ鈴の音も、また良い。
 ・草間信一氏奏でる、ラッパつきアコーディオン。愉快。愉快。
 ・何よりステップを切るような独特な拍回し(ズッ・チャーン・チャ、ズッ・チャーン・チャ)の手拍子
全てが素直に楽しい。まるで、ガス灯ともる明治の街を、観客全員でパレードしたような、そんな気分。
街角は一応、こんな曲です。♪ビブラフォンでの空耳コピ生録危険版です。メルヘンみたいなってしまった・・・。
改めて聴くアルバム「ハルモニオデオン」いいですね。

04/11/27(土)
手拍子のお気に入り 盛り上がるライブで好きな瞬間があります。
アンコールで「もう1曲聴かせて欲しい!」と願いを込めて観客が一体になって、手拍子をします。
熱い思いが加速して、手拍子の間隔がどんどん縮まってくる。テンポが早くなる。
でも、あまりに速くなりすぎると、手拍子できなくなるので、またスローテンポの手拍子の波が、どこからともなく生まれくる。 そして、新しい手拍子に切り替わる。

この新しい手拍子の波に切り替わる瞬間が好きなんだなぁ。お気に入りなのです。
何と言うか、命のバトンタッチというか・・・。

04/11/26(金)
遊佐未森さんライブ 会社帰りに遊佐未森さんライブへ。
和やかな楽しい一時。心に灯がともりました。ほぼ正面2列目のベストのポジション。声、姿とも、とても四十を過ぎているとは思えないなぁ。とても素敵に年を重ねられてる。
とても愉快で、ずっと手拍子をしてたせいだ。終わってみればウィークポイントの右手手首に痛みが・・・。(明日、ピアノのレッスンなのに・・・馬鹿!)
ドラムとベースの音がうるさめの曲を減らして、きれいな歌声を聴かせる曲がもっと多かったらなぁというのは、贅沢かな?
帰り道、雨が降り出し、街はクリスマスのライトアップがはじまっていました。

・Pie Jesu  ・ミント ・君のてのひらから  ・ECHO  ・街角  ・あけび 
・オレンジ  ・ロカ  ・流線  ・paddle out  ・Floria  etc...

遊佐未森コンサートツアー2004 autumn leaf in 名古屋 クラブ ダイヤモンドホール 19:00〜 B12

04/11/20(土)
名は体を表わす 今日は人間ドック。
毎年この時期に巡ってくる休日が半分失われてしまう行事。バリウムを飲むのは憂鬱だけど、実は、密かに楽しみなのです。
そのわけは、そう。看護婦さんが、皆さん、きれいだから。
そして、皆さん名札をつけられてるので、いい感じだなと思った方の本名がわかるのが、病院ならではの嬉しい点。
絵でも、花でも、音楽でも、名前がわからないと、そのうち忘れてしまう。街を歩いていて見かけるきれいな人も、名無しの花子さんなので、そのうち何もかも忘れてしまう。でも名前がわかると、不思議と記憶に残る。松谷さん、内藤さん・・・。

あと「名前」と「人となり」との関連性にも興味があるんですね。
一生の間で、一番接することの多い字は恐らく自分の名前で、日々その名前を連呼されるのだ。連呼されるうちに字のイメージや語感が、性格や表情・容姿にも知らず知らずのうちに影響を及ぼすんじゃないか?
例えば、「松」がつく方とは、不思議と相性がいいけど「杉○」さんとは性格が合わないとか、「××」という名前には美人が多いとか、そういうことはないかな?
自分の名前には「月」という字が入っているので、知らず知らずのうちに「月」的なちょっと暗い性格になるんじゃないかな?などなど・・・。
結婚して名字が変わると、新しい名字は性格に影響を及ぼすのだろうか?
夫婦は似るというけれど、姓が同じことによる影響も少しはあって、夫婦別姓が認められたら、似ていない夫婦が増えるんじゃないか?とか・・・。
あと、これだけ情報化が進んだ時代なので、「山田」姓の女性は「川上」姓の男性と結婚しやすいとか、そういう相関関係ってあるんだろうか?調べられないかな?
名前や言葉を疎かにすることは、実体も疎かにすることと同じ?

自分はオカルト趣味は、全然ないけれど、姓名判断、あなどりがたしのような気がする。
名前についての、よしなしごとでした・・・。

04/11/19(金)
ピアノ好きの
 朝刊拾い読み
米国ライス国務長官就任
もともと格好いいなぁと思っていた。ピアノの腕前もプロ級とのことで、たったそれだけのことで、ますます好感度アップでした。

日産フーガ好調
あまり車に興味がないのですが、ん〜、400万円なら、やっぱりグランドピアノに投資すると思います。

中古ピアノの行方
中国恐るべし。先週の題名の無い音楽会で中村紘子女史も、これからは中国の時代!と語っていた。中国のピアノ人口は5000万人とも・・・。

04/11/12(金)
ラファの靴 「ラ、ファ、ラ、ファ、ラ、ファ、ラ、ファ・・・・」
仕事場に向かう地下街を歩いてると、前の女性の靴音が面白く響いていることに気付く。ぼうっとしていたら、ただの、コツコツ鳴っている靴音。でも、少し注意して聴くとコツコツの音には音程があって、確かにラファラファで響いてくる。左足が「ラ」で、右足が「ファ」。「ラ」の方にアクセントがある。面白い。
でもなぜ?
その女性、歩き方は右左アンバランスということはなくて、ごく普通。ふつうに履いていて、靴音に差が出るほど、極端にどちらかが磨り減ることってあるんだろうか?
ただ、単に雑な作りなだけなの?
靴は高いヒールじゃなくて、ゴム底でもいいような、ぺったんこの靴。
謎。

仮説1
恐らくその靴は、そういう音程で靴音が鳴るように細工してあるのだ。ん〜、洒落ている。

ラファの靴音を聴きながら、しばし想像タイム。
・靴音を鳴り響かせるタップダンスの靴は、音程にも注意して作られているのだろうか?
・ドレミファソラシドの鳴る靴を何足か用意して、うまく曲になるように振付けて、何人かでタップダンスを踊ったらどうだろうか? (ハンドベルを靴にしたバージョン)
・皆がこういう靴を履いたら、どうなるかな?(ドとソの彼と、ミとソの彼女が並んで歩いたら、ドソミソ、ドソミソ・・・となって楽しそう)
などと、変なことを考えて一日が始まる。

あと念のため、自分は絶対音感を持ってはいません。だから、ラファじゃなくて、ミドだったかもしれない。でもラファに感じたことが重要かもしれない。今日は柔かなヘ長調の気分だったのかな?

この謎の靴について情報をお持ちの方、ご一報を。
(頼みの綱のGoogle先生は、いろいろ試したけど、今回ばかりは役立たず・・・。)


04/11/09(火)
オラクルつながる ある方のサイトで見掛けた言葉「ジェムストーン」、自分には全く未知の言葉です。
何だろう?気になります。それで、いつものとおりGoogle先生にお伺いをたてます。
先生に導かれるままに、ページを開けると、日々、仕事でなじみのある言葉「オラクル」の言葉が 目に付きます。オラクルは、IT技術の屋台骨を支えるデータベースのトップブランドの名前。ここ数ヶ月、仕事はずっとオラクルとの格闘なので、違和感があります。「なぜオラクル?」
と言うことで、今度は広辞苑を引いてみました。すると
 オラクル=神の託宣。神託。
なんですね。うむ〜。そうだったのか。神託は100%正しい。
最高級の正確性が要求されるデータベースにふさわしいネーミングだなぁ。
日頃、あたりまえに接している言葉に意外な意味が秘められていたりする。こういうささやかな知的冒険、楽しいです。

(ちなみにジェムストーンも、その後、GEM STONEという綴りが分かって、ようやく「宝石用原石」と言うことがわかりました。女性の方には常識かな?)

04/11/08(月)
今日の出来事 ・定期券を15年目にして、はじめて無くしてしまった。
・週末ひいた鼻風邪が悪化、頭が重く、終日洟垂れ小僧状態。
・最近、ランチでよく使う店、ジャズが流れるいい雰囲気のお店なんだけど、そこのお気に入りのウェートレスさんが辞められてしまったのを知る。 とてもいい笑顔をされるウェートレスさんだったのに・・・。

村上春樹「国境の南、太陽の西」より
「彼女は人に何かを頼むときには、いつもにっこりと大きく微笑んだ。それは本当に素敵な笑顔だった。そのへんにある何もかもをお盆に載せて持っていきたくなるような笑顔だった。もし他の女が同じことをしたら嫌味な感じになっていたかもしれない。でも彼女が微笑むと、世界中が微笑んでいるように見えた。」

南極か北極かの氷が全部、解ける笑顔が、村上作品のどこかにあったはずだけど、思い出せませんでした。

04/11/07(日)
ハルダンゲル・
 バイオリン
ハルダンゲル・バイオリン(名前が覚えにくい・・・)の演奏を聴きに行く。
日本でただ一人?のハルダンゲル・バイオリンの奏者、山瀬理桜さんによる演奏。
この方、とても活き活きした演奏でトークも感じがいい。観客一人一人の瞳を覗き込むようにして演奏されてて、こういうのソリストって、はじめてだ。
今回は、普通のバイオリンの演奏も交えての演奏だったので、両者の音色の違いがよくわかる。ハルダンゲル・バイオリンはバイオリンほど艶やかではないけれども、素朴で、何と言うか、農民の踊りを彷彿とさせるような音色でした。
この楽器、北欧はノルウェーの大作曲家グリーグが、こよなく愛した楽器なんですね。
演目で印象に残ったのは鳥を描写した曲(カナリア、ひばり)。とてもうまく表現されてて、どこからがバイオリンで、どこからが小鳥の囀りか、区別ができないなぁ・・・。
リバーダンスでお気に入りの「リール・アラウンド・ザ・サン」が聴けたのも嬉しい。
バイオリンとピアノによる純粋なアコースティックな演奏を楽しみにしてたけど、一部、シンセの打ち込みのバックコーラスがあって、その点は少し残念。
空気がどんどん透明になってゆく秋は、アイリッシュ風味の音楽が似合う。このところ休止中のリコーダーも再開しようっと。

そうそう、リバーダンスといえば、今、日本公演中の続・リバーダンス?のトリニティは、いまひとつみたいですね。

in 名古屋伏見のヤマハホール(←リニューアル後、初めてだったけど、こじんまりした素敵なホールでした。とても気持ちよく弾けそうなピアノで、触ってみたかったけど、なんとか、思いとどまった・・・)

04/11/06(土)
小さな革命 クラシックについて書かれた日経の記事が目に止まりました。

〜〜日経新聞の広告記事 葉加瀬太郎談より〜〜
「僕はどんなジャンルでも老舗が好きですが、老舗は何百年の味や品質を守るために日々小さな革命を起こし、自らを磨きつづけている。クラシックとは古さではなく、切磋琢磨されて現代に生き残ったものです。音楽でも料理でもデザインでも、クラシックを知っていれば、モダンなものの輝きが深く理解でき、応用表現ができる。・・・」
〜〜〜〜〜〜〜〜

なるほど。さすがは一流のミュージシャン。なぜクラシックなのか?的を得てる。クラシックだけじゃ勿体ないけど、まずはクラッシク。クラシックには美の基本形が詰まっているのだから。クラシックと言っても、狭義のクラシック音楽だけじゃなくて、料理でも絵でも、およそ永い人々の営みによって、築かれ、受け継がれてきた全てがクラシックなんですね。
「小さな革命」というフレーズがいい。

好きな曲、盛りだくさんの葉加瀬太郎だけど、特に好きなのはアルバム「VIOLINISM II」のサリー・ガーデン・セット(Track1)、ワイルド・スタリオン(Track3)。

04/10/29(金)
大忙し 久しぶりに忙しい1週間。
ひたすらシステムのテスト、テスト、テスト。プログラムに潜むバグ(虫)を探し回る。へぼへぼプログラマーの作ったプログラムからは、面白いようにというか、うんざりするぐらいにバグが出るんです。
今週はずっと、11、12時帰宅が続いて、こういう生活は1年ぶりくらいかな?
この時間までは、さすがに空腹に耐えられないので、小腹の空いてくる6,7時、毎日のようにアイスクリームを食べた。今週、お米の次にたくさん食べたのは、間違いなく、アイスクリーム。
間食にアイスクリームを食べるのと、腹ペコ状態で深夜に食事をするのと、一体どちらが健康に悪いんだろうか?と、とりとめもなく考える。
こんな状態なので、今週のピアノ練習時間は、チェルニーを数回弾いた10分くらい。
恐らく、この一年で一番、ピアノを弾かなかった一週間。明日のレッスン、気が重い・・・。
でも、手の状態はすこぶるいい。このまま腱鞘炎よ、さようなら!になるといいのだけど・・・。

04/10/24(日)
「アフターダーク」
「神の子どもたちは
みな踊る」
村上春樹の「アフターダーク」、面白かった。今回も「あっちの世界」と「こっちの世界」をテーマにした変奏曲。「あっち」と「こっち」は、哲学的に、随分深い意味があるんだと思う。相変わらずクールな登場人物には魅かれる。スイスイ読めてしまって長編という感じがしない。今までの長編のような、ずっしり感を期待していたので、ちょっと物足りないかも。

あと「神の子どもたちはみな踊る」も併読したのでした。こちらは阪神淡路大震災にまつわる話を集めた6話からなる短編集。折りしも新潟で大きな地震が起きて、この短編集のようなドラマが人知れず繰り広げられるのだ。最終話の「蜂蜜パイ」は心温まる秀作。他の話も、胸にジーンと来る良い話ばかり。
いろいろな問題を抱えつつも、なんとか前向きに生きる普通の人々への温かい眼差しが感じられて、村上春樹作品、いいです。

〜〜「蜂蜜パイ」より〜〜
「ジュンちゃん、とんきちのお話をして」
「困ったな。実を言うとね、とんきちについてそれほど面白いお話はないんだよ。とんきちはありきたりの熊で、まさきちとは違って言葉もしゃべれないし、お金の勘定もできないから」
「でも何かひとつくらいはいいところがあるはずだよ。」

04/10/14(水)
1Gバイト
1GバイトのSDカードが届いた。
今まで使っていた携帯プレーヤーの128Mバイトからグレードアップ。もう少し容量が多ければ!と思って、ずっと値段が下がるのを待ってたのだけど、少し前、1Gバイトが1万円で売られているのを見て、思わず衝動買い。
こういうデジカメや携帯プレーヤー向けのメモリーカードは、ネットで買えば、量販店の半値以下で手に入るんですね。(ブランドにこだわらなければ、だけど)それにしても、この価格差は一体なんなんだろう?
・ヨドバシカメラのSDカード
・kakaku.comでのSDカード
携帯型プレーヤーは、Appleのi-Podが大ヒットしてるけど、まだ当分、この松下製の携帯プレーヤーのお世話になりそう。とにかく軽くて、バッテリーがタフなので重宝する。この切手サイズにCD20枚以上入る計算なので、やっぱり凄い。20年前、最初にお世話になったパソコンのメモリーは64Kバイトだったことを思うと、本当に夢を見てるみたい(10000倍以上!)。
今回、この店で購入。動作確認リストもあるので、安心でした。(また値段、下がってるなぁ・・・)デジカメや携帯電話用のメモリーカードはネット利用がお勧めですね。

(11/3 追記 ところが、このA-DATA製のSDカードは、松下の携帯プレーヤーとの相性が悪いようで、動作しない。結局、別メーカーのKingmax製で落着いたのでした。)

04/10/13(水)
白い犬とワルツを
「白い犬とワルツを」読了。
とてもいい話だった。このところ本を読むたびに自分の探してものがいろいろ見つかるようで、ついてると思う。
解説の言葉を借りると「大地を踏みしめ、頑固で、大らかで、包容力があり、妻の面影を心の支えにして孤独に耐え、最後は従容として死を受け入れる」男の心意気、姿は美しい。心を揺さぶるものがある。




主人公サムが亡き妻コウラを想い綴る手紙はとても印象的。
〜〜以下引用P.164〜〜
コウラはいつもマディソンの家並みが大好きだった。たしかに南部有数の美しい街だ。コウラはここに住みたがっていたが、そんな贅沢をする余裕はなかった。われわれふたりには子供たちこそ財産だ、そう思って満足しなければならなかったが、その子供たちはどんな立派な家にも負けないぐらい立派な子供に育ってくれた。

04/10/11(月)
オークションの
情報暴露
この3連休、台風で出鼻をくじかれ、結局、ずるずる家で過ごしてしまった。ほぼネット三昧。
昔は抵抗があったネットショッピングも、もうかなり平気で、アマゾンや楽天から、どんどん購入。来月のカードの請求が怖いなぁ。
そうそう、ヤフオク(ヤフーのオークション)を覗いていると、たまに、わけのわからないものが出品されてますよね。何百万円を儲ける方法といったような、怪しいあれです。
一体何が書かれてあるの?と興味はもちつつ、眉唾だよな〜。きっと詐欺まがいに違いない!と決め付けていたけど、ネタをバラしたサイトがあって、ん〜、どうなんだろう?

オークションで売られている情報公開

それにしても、本当にいろんなものが出品されてるなぁ。ピアノの調律までオークションにあったのには驚いた。

04/10/09(土)
また一つ
少し前、また一つ年を重ねた。34。
そして1年が早い。ほんとうに1年があっという間。
昨年の冬から、仕事の内容が変わって、時間に余裕ができたせいかな?このところ先々のことをいろいろと考える。大きめの不安と小さめの希望、入り混じりつつ、仕事にしろプライベートにしろ、なんだかどっちつかずで、ズルズルだなぁ。
最近、どうも普通の平凡な生き方に憧れる。普通にいい人に巡りあって、家庭をもって、子供ができて老いてゆく。でも、実は、そういう普通の生き方はとても難しい。周りを見てて、普通の仕事人、主婦の人、凄いと思う。

04/10/06(水)
ニュースなど
油断すると、すぐに間隔が空いてしまう。
この間、いろいろニュースがあったけど、何と言っても、イチローの新記録に尽きる。インタビューで「プレッシャーを克服することなんかできない。プレッシャーを背負ってプレーする」の言葉が印象的。
地元、中日の優勝も嬉しいニュースだけど、こちらは毎年どこかが優勝するわけで、イチローの伝説の前に、はるかに霞んでしまう。
同じくニュースの新閣僚の紹介で出ていた細田官房長官。趣味がピアノということで「乙女の祈り」を弾く姿が流れていたっけ。数年前から始められたようで大人からのピアノならではの、ややたどたどしくも真剣に弾く姿は、好印象。永田町の近くで1時間735円で練習室を借りる。安いんですよ!の庶民的な話が、お袋殿には受けていた。
(渋谷のヤマハは確か30分700円くらい?だったような・・・。やっぱり、安いと思う。)

追記
やっぱり「乙女の祈り」という選曲がいいし、ややたどたどしいのがいい。ショパンの難曲を流麗に弾く映像だったら、嫌味なかんじだろうし・・・。そう言えば「乙女の祈り」って、最近、人気がないんじゃないかな?最近、弾かれるのを見たことない。(ネットで公開されてるのも)
ちなみに、19世紀当時「乙女の祈り」はぶっちぎりの大ヒット作だったという話が、少し前に読んだピアノの歴史の本にあったけ。

04/09/26(日)
海辺のカフカ
村上春樹「海辺のカフカ」読了。上下巻で800頁あまり。のめり込むと止まらない性なので、よせばいいのにほぼ一気読み。描かれた世界は生やさしいものではないので、ほどほど、少しずつというわけにはいかない。読むのはあまり早くないの10時間以上かかったかな?2、3時間で終わる映画と違って、面白い小説は体力がいる。いつもながら独特の透明感のある文体、病的に孤独だけど魅力あふれる登場人物に引き寄せられる。
海辺のカフカで出てくるクラシック音楽ネタ
・シューベルトのピアノソナタ
・ベートーベンの大公トリオ
・ハイドンのチェロ協奏曲
気になる映画
フランソワ・トリュフォー(名古屋での上映は一足遅れで間に合わんかった・・・)
本作の登場人物ジョニーウォーカーとベートーベンが妙につながるのは僕だけ?次、新作のアフターダークだ。

↓のエレコム社のアームレスト、独特の臭い(バナナの甘いエステル系?)が気になる。化学物質過敏症の方は臭いが抜けるまで、苦しいかも。

04/09/24(金)
診察&アームレスト
調子の悪い右手(腱鞘炎?)を診てもらった。
実は昨日から4連休。本当なら山へ!と思いつつも、空模様が良くなくて気が進まない。せっかくの平日を無駄にしたくないので専門医(手の外科)のいる名大病院まで足を運ぶ。
でも、駄目なんですね。名大病院の手の外科は完全予約制で、診察を受けるためには紹介状が必要とのことで、診断を断られてしまう。やむなく普通の整形外科で診察を受ける。
自分の現在の症状
 ・右手の甲に時々腫れぼったいような、ジーンと来るような鈍い痛みあり。
 ・ピアノ練習、タイピング中よりも、じっとしてる時、お風呂や起床時に顕著。
 ・日常生活で痛みによる支障はない。
を説明し、念のためのレントゲンと、いろいろ曲げたり、押したりして、痛い痛くないか尋ねられながら、今回のお医者さんの診断は、
 ・腱鞘炎が酷くなると、日常生活、茶碗をもったり、歯磨き、箸をもつのも辛くなる。
 あなたぐらいの症状なら軽い腱鞘炎かもしれないが、心配する必要はない。
 ・PCの操作もよくないので、アームレストを使用してみて下さい。
 ・湿布は冷やすだけじゃなくて、消炎鎮痛効果もあるので、常時使用して問題ない。

ということでした。それで、帰りに量販店で、早速アームレストを買い求める。キーボード用1000円、マウス用500円。 アームレストを使うと、ピアノを弾く時と手の形が同じになるよね。だから手にいいんですよ。という先生の話はなるほどと思う。PCのタイピング、マウス操作では、手首が落ち込んだ(手首から先を、無理に持ち上げる)不自然な形になってしまい、手に悪い。手首を数センチ持ち上げるだけだけど、シリコンのような、ウニウニする感触で使用感は上々。これでしばらく様子見。
あと、今時、大病院は紹介状がないと加算料金が取られるんですね。(2600円)

高いものじゃないので、ピアノ弾きでPC使いの方、かなりお勧めですね。

参考URL
エレコム社の商品紹介
名大病院
腱鞘炎ノート

04/09/23(木)
初バレエ
今日は、妹のバレエ団の発表会ということで、バレエ鑑賞初体験。
正直、見る迄はあまり期待していなかったのだけど、期待は大きく裏切られて、とても感激。優雅でしなやかな踊りに魅了されました。プリマドンナの片足つま先立ちでグルグルグルグル回る様子を目の当たりにして、もう降参。
いろんなクラシック作品の華麗なパ・ド・ドゥ、どれも目が離せなかったけど、一番印象に残ったのは、コンテンポラリーの創作ダンス。振り付けはもとより、照明から音楽まで、総合芸術なんだなぁ。ダンスがこれほど楽しいものだとは、思いもしなかった。
優雅な動き・リズム、静と動の対比、バレエでもピアノでも、人の心に訴えかける何かは一緒だよね、と妹と話す。
オペラグラスが欲しい。なんだかバレエにはまりそう。

印象に残った演目
・コンテンポラリー「SILENT GREEN」
・ラ・バヤデール
・ドン・キホーテより「パ・ド・ドゥ」
(後藤田恭子バレエスタジオ第6回発表会・江南市民文化会館大ホール)

04/09/22(水)
茶色の毬藻の夢
朝の通勤電車。ふと気付くと、斜め前方、気持ちよさげに、ふわん、ふわん、ふわん、ふわんと、かわいらしく女性の頭が4つほど並んでいる。
彼女たち、揃って短かめの髪(髪型に詳しくないけど、ボブって言うのかな?)。きれいに梳かれた流れるような髪が窓から差す光で、気持ち茶色に透き通る。毬藻のようなやわらかげな様子に、ほんわりと心が和む。
男としては小柄な部類なので、自分より小柄な女性を、こういう少し上からの角度で眺めることは、あまりないんだな。
・もう少し背が高かったら、こういう、かわいらしい眺めを楽しむ機会も多いんだろうな・・・。
・丸っこいものは、なんで、こんなに魅力的なんだろう?
・とにかく今日は、運がいいかも!
と思いきや、突然、最悪に意地の悪い豚ゴリラのようなおばさんの携帯電話の声が轟いて、いっぺんに夢から醒めてしまったのでした。




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